ドラえもんの
誕生日にふさわしい、
ちょっとスペシャルな感じの
ひみつ道具を取り上げる
ドラえもんバースデイSP編
今回はスケールのデッカいひみつ道具
特集調査した!!

星一個サイズのアーカイブから、
地球に影響を及ぼすひみつ道具まで!

宇宙完全大百科」は
どんな小さなことでも
ちゃーんと載っているひみつ道具。
百科事典型の「宇宙完全大百科端末機」で
アクセスして使用する。
データを収納した本体は
星一個ほどの大きさ
があり、
衛星軌道に浮かんでいる
というスケールのデカさだ!

「何年何月何日何学校の何年何組に
でた宿題」と詳しく尋ねれば
答えてくれるので、のび太は
宿題の答えを検索した。

道具のスケールはデカいが、
のび太の使い道は庶民的で
ささやかすぎる。

(42巻 P186〜187
「宇宙完全大百科」)

スケールがデカいといえば、
スネ夫の別荘に
つれて行ってもらえなかった
のび太をなぐさめるために、
島のプラモデルを
作り出したことがあった!
プラモ化カメラ」で作った
百丈島のプラモ」で、
十二万八千六百六十パーツ
もある超巨大なものだ。


プラモの草木が茂り、
プラモのチョウや
カブトムシやセミが飛び回り、
実働するプラモのテレビや
クーラーを備えた
プラモの別荘が立っている。
スケールも大きく、なんと
1000/1サイズ(プラモ的な意味で)

(28巻 P170
「百丈島の原寸大プラモ」)

島どころか日本の地面全体を広げ、
あやうく地球の気候を
変えかけたこともあった!
ひろびろポンプ」は
土地をふくらませて広げる道具。
せいぜい小島を大きくする程度の
使い方が普通らしいのだが、
のび太の思いつきで日本列島そのものを
ムクムクに太らせてしまった。
面積比、なんと十倍!


しかし、日本列島が太平洋の
真ん中をふさいでしまった結果、
海流の流れにまで影響を及ぼし、
全世界に気候変動を
巻き起こしてしまった!
スケールのデカい道具は、
被害のスケールもデカいのだ!

(21巻 P27、29「ひろびろ日本」)

スケールのデカさでは
入りこみ鏡」も負けていない。
「入りこみ鏡」を使って鏡の中に入れば、
左右が反転した無人の鏡像世界が
どこまでも続いている。

左右反転のもうひとつの世界が
日本に留まらず
海外に至るまで広がっているのだから、
間違いなくスケールがデカい!

(33巻 P77「鏡の中の世界」)

地球そのものに影響を及ぼすような
スケールの大きい道具には
何があるだろうか?
その名もズバリ、
地球はかいばくだん」という
物騒極まりない道具が存在する!
ドラえもんが現代に来ている
ことからも、未来世界でも
「地球はかいばくだん」が
使われたことはないのだろう。

できればずっと使われないままで
いてほしいものだ。

(7巻 P80〜81
「ネズミとばくだん」)

では、もし実際に
地球が爆発するような事態が
起きたらどうすればいいだろう?
実はそうなった時、宇宙に脱出できる
スケールの大きな道具があるのだ!


宇宙救命ボート」は
居住可能な星まで
全自動でつれていってくれる道具。
内部は4人ほどしか
乗れない小型の脱出艇だが、
ワープ機能を備えていて、
あっという間にほかの
恒星系にたどりついてしまう。

本来は緊急時のみに使われる道具だが、
ドラえもんたちはたびたび
「宇宙救命ボート」で
ほかの惑星を訪れている!

(21巻 P96「行け! ノビタマン」)

このように、ドラえもんは
非常にスケールのデカい
道具も持っている。
日常的な小さな願いごとから、
大きな問題の解消まで。
ひみつ道具が対処できない
ことはないのだ!!

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第2回は、9月10日(火)AM10:00ごろ公開予定です。