川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」に、
なんとホンモノそっくりの
1/5サイズ「のび太の家」が登場!!
スペシャル編第1弾は、
のび太の部屋の本棚を、
かたっぱしからチェックしてみた!
とにかく今回は本棚の前から
一歩たりとも動かないので、
覚悟してほしい!

なお、本調査は一般観覧者と同じく
てんコミ探偵団」が目視調査した結果であり、
中には事実誤認があるかもしれない。
その時はぜひ探偵団員の一人として
ご意見、発見をお知らせいただければ
幸いである!

「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム のび太の家」(1/5サイズ)

のび太の部屋の本棚は
まんがが圧倒的に多い
ものの、
実はかなり雑多なもの
置かれていることに気づく。
本棚を見れば、その人の
人となりが見えてくるという。
のび太の部屋の本棚を、端から端まで拝見!

「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム のび太の家」(1/5サイズ)
ひみつ道具も入っている左上

それではまず、
左上から順番にチェックしていこう!

「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム のび太の家」(本棚左上)

まず、左側上段は
プラモを中心としたおもちゃが目立つ。
は「空のレジャー三点セット」。
ドラえもんが、自分で楽しむために
取り出したひみつ道具だ。

(17巻 P60「空であそんじゃあぶないよ」)

RADIO CONTROL」と書かれた
ラジコンバギーをはさみ、
機関車のプラモ。
定価1800円で、半年がかりで貯めた
貯金で買ったもの。
しかし、 ドラえもんとのび太の二人で
作り出したところ
ケンカを始めてしまい、
めちゃくちゃに壊してしまった。

(4巻 P78「してない貯金を使う法」)

はのび太たちの間で大人気の
バンダムのプラモ。
発売日には朝早くから
行列ができるほどの人気で、
バンダム」以外にも「ザブ」や「グズ」や
ニーンジャ」など、
シリーズは全36種類もある。

(29巻 P64「プラモが大脱走」)

は「プラモ化カメラ」で
試しにプラモにされた飛行機。
のび太の部屋から撮影していたので、
のび太の町は旅客機の飛行経路になっている?

(29巻 P59「プラモが大脱走」)

はのび太の王かんコレクション。
以前からなんとなく集めていたものだが、
三河屋で8月12日に唯一売れた
コーラの王かんなど、貴重(?)なものも。

(9巻 P40「王かんコレクション」)

SF図解百科
テレビや映画のメカが
バッチリ図解された豪華本。

本来の持ち主はスネ夫のはずなので、
もしかしたら借り物なのかもしれない。

(22巻 P9「メカ・メーカー」)

は自分で書き込んだ魔法が
使えるようになるひみつ道具「魔法事典」。

(37巻 P8「魔法事典」)

はひみつ道具の「実物ミニチュア大百科」。
調べたいものの名前を
言いながらボタンを押すと、
ミニチュアが出てくるので理解しやすい。

(30巻 P5「実物ミニチュア大百科」)

テレビゲームは、
のび太のパパがひみつ道具
おみやげフロシキ」を使って、
意図せず取り出したものだ。

(37巻 P66「おみやげフロシキ」)

プラモや本に混ざって、
ひみつ道具も普通に置かれているのが面白い。
実物ミニチュア大百科」などは、
便利な未来の百科事典として
使われているのだろう。

学習図鑑が目立つ左下

続いて左側下段に移ろう。

「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム のび太の家」(本棚左下)

小学館の学習百科図鑑がズラリと並ぶ中、
船の図鑑はクイーン・エリザベス二世号の
写真を参考にした。

(28巻 P162「百丈島の原寸大プラモ」)

その下に積み上げられた
大昔の動物」や「恐竜の発見」といった本は、
のび太が恐竜の化石を見つけるために
かき集めてきた参考書。
ちゃんと「回虫のおろし方」もある。

(10巻 P166「のび太の恐竜」)

は「人間製造機」で
人間を作ろうとしたのび太が、
材料のひとつである
硫黄を取り出した鉱石標本。

(8巻 P50「人間製造機」)

鉱石標本の上に乗っているは、
地球セット」で作ったものの、
土のかたまりになってしまった
地球の成れの果て?

(5巻 P42「地球製造法」)

の「ロンくん」は、
のび太が南太平洋の真ん中の
宝島に埋めようとしていたもの。

(45巻 P49「南海の大冒険」)

の「オイラくん」は、
珍しくジャイアンがスネ夫に
貸してくれたまんが。

ケーキのチョコで汚してしまったスネ夫が、
そのことを黙ってのび太にまた貸しした。

(39巻 P111「ずらしんぼ」)

の「うまののりかた」は、
自転車に乗れないのび太が
みんなを見返そうと読んでいた本。

(12巻 P138「はいどうたづな」)

の「ドラヤキ百科」は、
ドラえもんが黙々と読んでいた本。

(28巻 P45「ポカリ=百円」)

郵便ポスト型の貯金箱
のび太の愛用品で、
の「ロンくん」の時も確認できる。
機関車のプラモを買う時に、
半年がかりの貯金をした。

(4巻 P78「してない貯金を使う法」)

の「少年ヨンデー」は
フニャコフニャ夫先生も
連載
しているまんが雑誌。
発売日に読まないと
みんなの話題に遅れてしまうほど
人気の雑誌だ。

(18巻 P153「お金がわいて出た話」)

機関車はの中身に見える。
一度はめちゃくちゃに壊してしまった
プラモのはずだが、
ドラえもんのひみつ道具で直したのだろうか?
いずれにせよ良かった。

(4巻 P86「してない貯金を使う法」)

の「少年ジャブン」は
大人気作家・島山あらら先生
Drストップ アバレちゃん」が
連載されている雑誌。

(31巻 P148「まんがのつづき」)

ちなみに、
フニャコフニャ夫先生が連載していたのは
少年ジャプン」。
まぎらわしい。

(3巻 P17「あやうし! ライオン仮面」)

の「てれびさん」も
島山あらら先生の連載雑誌の
うちのひとつ。

(31巻 P152「まんがのつづき」)

てれびさん」のとなりの本は判読不明。
ミュージアムに行った
探偵団員の調査に期待する!
暗くなっていて確認しづらいが、
は「大恐竜展」のパンフレット。

(21巻 P53「恐竜が出た!?」)

の「ガラスのカメ」は
スネ夫から借りっぱなし
なっている大人気のまんが。

(34巻 P94「自動返送荷札」)

の「エスパー君」はフニャコフニャオ
(フニャコフニャ"夫"にあらず。
一時的な改名?)先生のまんが。

(29巻 P79「自動買いとり機」)

の「どうぶつ村のハイキング」は、
のび太が小さい頃大好きだった絵本。

(39巻 P6「メルヘンランド入場券」)

の「Drストップ アバレちゃん」は、
島山あらら先生の大ヒットまんが。

(31巻 P148「まんがのつづき」)

の「ノビえもん」は、
ひみつ道具「主役はめこみ機」で
作られたまんが?

(17巻 P95「主役はめこみ機」)

の「どくろ山のたから」は、
主人公の少年が蔵の中で古い地図を見つけて
宝を発見するまんが。

(13巻 P70「宝さがしごっこセット」)

の「ムーン戦士」は、
ドラえもん出木杉から借りた本。
どうやらまんがではないっぽい?

(28巻 P36「いれかえ表札」)

けん玉は、のび太が幼稚園の頃に
買ってもらったもの。
のび太はようやく玉を乗せることができた。

(40巻 P43「架空人物たまご」)

残念ながら、
けん玉の後ろの単行本は
書名を確認することができず。

の「ジャンボーグX」は
スネ夫とジャイアンが持ってきたまんが。

(31巻 P137「バリヤーポイント」)

左下の棚は学習図鑑で
はさんでいることもあり、
学習要素がかなり高めのコーナーに
なっている。
週刊少年ヨンデー」が並んでいるので、
毎週出るたびに買っているのだろう。
ポスト型貯金箱の奥に
まんがの単行本らしきが
隠されているのも、のび太らしい工夫だ。

あまりのボリュームなので、
調査をいったん区切ろう。
ミュージアムを訪れた
てんコミ探偵団員諸君は、
是非目を皿のようにして
さらなる発見に励んでいただきたい。
次回は本棚の右半分と、
床の上に散らばった本について探ってみたい!!
後編に続く!

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藤子ミュージアムでは
「のび太の家」を実際に見ることができるよ!
君だけの発見があるかも?!

第2回は、4月9日(火)AM10:00ごろ公開予定です。