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「もういくつねると夏休み♪」と
心待ちにしていた夏休みもいよいよ後半戦!
まだ宿題が終わっていない人、
夏のレポートを提出していない人、
いろいろと追いつめられている人も多いのでは!?
こんな時はまずのび太がどのような方法で
ピンチを切り抜けているのかを調べてみよう。
ピンチの達人でもあるのび太に見習えば、
夏休みを取り戻すヒントが見つかるかも!!
夏休みが待ちきれないのび太は、
ドラえもんに出してもらった
「スピードどけい」で時間を早送りして
あっという間に夏休みにしてしまう。
しかし、ママの小言がうるさいから早送り、
虫取りが楽しみで待ちきれないから早送り、
今日は天気が悪いから早送り、と早送りばかりしていたら
夏休みが残り一日になってしまった!?
録画した映画を飛ばし飛ばしに見ているようなもので、
これではスカスカの夏休みになってしまうのは当然だ。
この時はのび太の早送りが原因なので、
巻き戻しで元に戻した。
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しかし、のび太もただ単に
無計画な夏休みを送っているわけではない。
8月の終わりになってもドラえもんに泣きつかず、
タイムマシンでつれてきた大学生の自分に
宿題をやらせていたこともあった。
宿題も社会科以外はぱっぱっと終えていたし、
これはのび太、ナイスアイデア!
のび太はこの計画に大きな自信を持っていて、
この時の夏休みは計画的になまけていたのだ。
しかし、社会科の宿題である町の歴史調べを
タイムマシンで見ればいいと安易に考えていたところ、
100年分の歴史を見るためには
100年かかるということにようやく気付き、
結局いつものようにドラえもんに泣きつくことに。
予定どおりのつもりでも、くれぐれも油断は大敵!
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しずかちゃんの家に遊びに行きたいのび太だが、
宿題を済ませるまでは絶対に遊びに行ってはいけませんと
ママにきつく言い渡されてしまった。
どうにか宿題を済ませるのび太だが、
たっぷり時間がかかってしまう。
ところがそれほど時間が経っていない!?
ドラえもんが「時門」で
時間の流れがゆっくりになるように調節してくれたのだ。
ただし、「時門」は世界中の時の流れに影響するので、
用事を済ませるのに数時間かかれば、
その間世間も足踏みみたいな
時間が過ぎることになってしまう。
影響が大きいので使用時には注意が必要だ。
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さて、数々のピンチに陥ってきた
ピンチのスペシャリスト・のび太は、
時間を取り戻す方法について
かなりのスキルを身につけた。
ところが道具に頼ればどうにかなると
タカをくくっていたアテがことごとく外れ、
八方ふさがりになってしまう。
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のび太は時間をむだにしたことを大いに反省し、
「むだ時間とりもどしポンプ」を出してもらう。
これは、今までに失ったむだな時間を
取り戻すことができるポンプ。
ただし、時間は古くなるほど重くなるので、
のび太が取り戻せたのは三日分、十時間ほどだった。
取り戻した自分の時間だけが流れるので
その間世界は静止し、影響がないところもいい。
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いかがだろう?
残り少ない夏休み、貴重な時間を取り戻す方法が
いろいろとわかったと思う。
あとは道具を出してくれるドラえもんさえいれば…。
ド、ドラえも〜ん!!
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