工業製品に不具合はつきものだ。
ドラえもんのひみつ道具の中にも、
実は欠陥品があるらしい。
中にはなんと、回収騒ぎに
発展してしまった道具までも…!?

今回は、そんな
コワ〜い道具の数々について
調査をしてみた!

発売中止に回収騒ぎ!
欠陥ひみつ道具に気をつけろ!

さまざまな願いに応えてくれる
便利なひみつ道具。
しかし、発達した科学が
投入されているために、

道具に欠陥があると重大な事故に
つながりかねないことも…!?

欠陥ひみつ道具が起こした
コワ〜い問題点を追跡しよう!

自転車は現代人の我々に
とってもなじみ深い道具だ。
しかし、未来世界の自転車は
少しばかり危険だった…?
「欲しい」と心で思っただけで
即座に商品が送られてくる
通心販売カタログで、
未来の最新型自転車購入したのび太。
自転車に乗れないのび太が
乗ってもひっくり返らず、
時速は200キロも出すことができる!

ところがこの最新型自転車は、
最高速度で走ると
車体がバラバラになってしまう
欠陥商品だったのだ!

最高時速200キロといえば、
セスナ機並みのスピード。
回収騒ぎもやむなしの危険な道具だ。

(7巻 P94〜95
「未来からの買いもの」)

空飛ぶうす手じゅうたん」は、
飛ぶ」「あがるなどの
キーワードを聞くと飛び上がる道具。

ただし、コントロールが全然きかず、
やみくもにそこら辺を飛び回るので
危険なことこの上ない。

そのため、この道具も発売中止になった。

「最新型自転車」と同じく、販売の前に
もう少し安全管理を
しっかりするべきだろう。

(29巻 P132
「空飛ぶうす手じゅうたん」)

どこでもドアの気体版として
22世紀で売り出されたのが
どこでもガス」。
遠く離れた場所へ、超空間を通っていく
仕組みは「どこでもドア」と同じだ。
しかし、とんでもない場所に
つながってしまったり、
出口がずれてしまったりと
不安定すぎて発売中止となった。


アニマル惑星にも「どこでもガス」と
同じ働きをするガスがあり、
スネ夫とジャイアンは地獄のように
荒れ果てた土地
に行ってしまった。

移動のための道具を、
モヤモヤとしたガス状に
してしまったのが失敗の原因だろう。

(大長編10巻 P47、101
「のび太とアニマル惑星」)

被害の大きさで群を抜いているのが
人間製造機だ。
「人間製造機」は、その名のとおり
人間を作り出すことができる道具。
のび太は工作気分で
材料を放り込んでしまうが、
この機械で人間を作ると
ミュータントが誕生してしまう!


未来世界では国連軍まで出動する
大騒ぎ
となったというから大変だ。
新世界デパートが
一軒一軒回って回収していたが、
そもそもドラえもんがなんのために
この道具を買っていたのか疑問だ。

(8巻 P53「人間製造機」)

また、ひみつ道具そのものではないが、
未来デパートの新製品を
開発するためにガラパ星に設置された
生物進化研究所」は、危険生物を作り出す
恐れがあると判定され閉鎖されている。

(45巻 P181「ガラパ星からきた男」)

このように、いかに未来の世界の科学
といえども万能ではないようだ。
ひみつ道具の開発や運用にも、
危険はつきもの。

ひみつ道具を使う機会があっても、
是非気をつけてほしい!

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