手軽で便利なひみつ道具。
しかし中には使ったら最後、
とんでもない目に
あってしまうものもあるようだ。
今回は、そんな
取り返しのつかないひみつ道具
について調査してみた!
もしこんなひみつ道具を見かけても、
決してスイッチを押してはいけない!!
「のろいのカメラ」はその名のとおり、
危険度の高い道具。
このカメラ、写された人の
人形が出てくるのだが、
人形の腕を針でつつけば腕が痛み、
頭を叩かれれば痛みで七転八倒。
手術ごっこでばらばらにしようと
刃物をあてがわれると、
本物の首もちぎれそうになるのだ。
このカメラで撮影され
人形を作られたのは、
ドラえもん、のび太、のび太のママ、
のび太のパパ、スネ夫の計5人。
処分したくても、
焼いたりばらばらにしたり
することもできず、
扱いに困るだろう。
「すて犬ダンゴ」は食べたら最後、
二度と家に帰れなくなってしまう
恐ろしい道具。
元々はすて犬やすてネコが
二度と家に戻ってこないように
食べさせる道具で、ドラえもんが
部屋の真ん中に出しっぱなしに
していたため、のび太が食べてしまった。
結局のび太は道具の効力で
家を出てしまい、
ドラえもんが町中を探し回る
ことになってしまった。
一度はのび太との再会を
あきらめさせたほど、
効き目の強い道具なのだ。
「百苦タイマー」は百分間に
百の苦しみにあう機械。
なんでこんなものがあるのか疑問だが、
修験者などがわざと苦しい目にあって
自分の心をきたえる「行」に使うのだ。
なんとも恐ろしい機械で、
一度動いたら、
だれにもぜったいに止められない。
さらに、弱い人は十回目ぐらいで
死んじゃうこともあるという。
未来の世界では大変なものが
売られているものだ。
持ち主の望みをなんでも
自動的にかなえてくれる
「しあわせトランプ」は、
楽しげな名前とはうらはらに
恐ろしい道具だ。
願いごとが一つかなうごとに
一枚カードが消え、
五十二枚使って
最後にジョーカーが残ると、
それまでの埋め合わせで
不運が束になって降りかかってくる!
広く薄く集めたお金が一点集中で
当たる宝くじの反対で、
広く薄くまかれた幸運の負担が
一点集中でのしかかってくるシステムだ。
現代人から見ると過剰にしか思えないが、
そんな刺激を受け入れられるほど
未来の人たちは
ゆとりがあるということなのだろうか。
「地平線テープ」は、
テープを張ることで
地平線を作り出すことができる道具。
テープの向こう側には
どこまでも続く地平線が広がり、
なにやら優雅なひみつ道具
のように思える。
しかし、テープが切れたら
この世界との接点が途切れてしまう。
下手をしたら永遠に何もない、
地平線だけが続く世界に
閉ざされてしまう危険性があるのだ。
テープが外れたら
元に戻れない可能性も高い、
究極の引きこもりアイテムといえる。
「映画ドラえもん のび太の月面探査記」の
あるシーンでも
実に見事な形でこの効果が
使用されている。
ちょうどDVD&Blu-rayが
発売されたばかりなので
まだご覧になっていない方は
ぜひ探してみてほしい。
もしこれらの道具を見かけても、
くれぐれも押したり食べたり
スイッチを入れたりしないでほしい!!
エピソードを探してね。
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第2回は、8月27日(火)AM10:00ごろ公開予定です。