「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」に、
なんとホンモノそっくりの
1/5サイズ「のび太の家」が登場!!
スペシャル編第1弾は、
のび太の部屋の本棚を、
かたっぱしからチェックしてみた!
とにかく今回は本棚の前から
一歩たりとも動かないので、
覚悟してほしい!
なお、本調査は一般観覧者と同じく
「てんコミ探偵団」が目視調査した結果であり、
中には事実誤認があるかもしれない。
その時はぜひ探偵団員の一人として
ご意見、発見をお知らせいただければ
幸いである!
のび太の部屋の本棚は
まんがが圧倒的に多いものの、
実はかなり雑多なものが
置かれていることに気づく。
本棚を見れば、その人の
人となりが見えてくるという。
のび太の部屋の本棚を、端から端まで拝見!
それではまず、
左上から順番にチェックしていこう!
まず、左側上段は
プラモを中心としたおもちゃが目立つ。
①は「空のレジャー三点セット」。
ドラえもんが、自分で楽しむために
取り出したひみつ道具だ。
「RADIO CONTROL」と書かれた
ラジコンバギーをはさみ、
②は機関車のプラモ。
定価1800円で、半年がかりで貯めた
貯金で買ったもの。
しかし、
ドラえもんとのび太の二人で
作り出したところ
ケンカを始めてしまい、
めちゃくちゃに壊してしまった。
③はのび太たちの間で大人気の
バンダムのプラモ。
発売日には朝早くから
行列ができるほどの人気で、
「バンダム」以外にも「ザブ」や「グズ」や
「ニーンジャ」など、
シリーズは全36種類もある。
④は「プラモ化カメラ」で
試しにプラモにされた飛行機。
のび太の部屋から撮影していたので、
のび太の町は旅客機の飛行経路になっている?
⑤はのび太の王かんコレクション。
以前からなんとなく集めていたものだが、
三河屋で8月12日に唯一売れた
コーラの王かんなど、貴重(?)なものも。
⑥のSF図解百科は
テレビや映画のメカが
バッチリ図解された豪華本。
本来の持ち主はスネ夫のはずなので、
もしかしたら借り物なのかもしれない。
⑦は自分で書き込んだ魔法が
使えるようになるひみつ道具「魔法事典」。
⑧はひみつ道具の「実物ミニチュア大百科」。
調べたいものの名前を
言いながらボタンを押すと、
ミニチュアが出てくるので理解しやすい。
⑨のテレビゲームは、
のび太のパパがひみつ道具
「おみやげフロシキ」を使って、
意図せず取り出したものだ。
プラモや本に混ざって、
ひみつ道具も普通に置かれているのが面白い。
「実物ミニチュア大百科」などは、
便利な未来の百科事典として
使われているのだろう。
続いて左側下段に移ろう。
小学館の学習百科図鑑がズラリと並ぶ中、
⑩の船の図鑑はクイーン・エリザベス二世号の
写真を参考にした。
⑪その下に積み上げられた
「大昔の動物」や「恐竜の発見」といった本は、
のび太が恐竜の化石を見つけるために
かき集めてきた参考書。
ちゃんと「回虫のおろし方」もある。
⑫は「人間製造機」で
人間を作ろうとしたのび太が、
材料のひとつである
硫黄を取り出した鉱石標本。
鉱石標本の上に乗っている⑬は、
「地球セット」で作ったものの、
土のかたまりになってしまった
地球の成れの果て?
⑭の「ロンくん」は、
のび太が南太平洋の真ん中の
宝島に埋めようとしていたもの。
⑮の「オイラくん」は、
珍しくジャイアンがスネ夫に
貸してくれたまんが。
ケーキのチョコで汚してしまったスネ夫が、
そのことを黙ってのび太にまた貸しした。
⑯の「うまののりかた」は、
自転車に乗れないのび太が
みんなを見返そうと読んでいた本。
⑰の「ドラヤキ百科」は、
ドラえもんが黙々と読んでいた本。
⑱の郵便ポスト型の貯金箱は
のび太の愛用品で、
⑭の「ロンくん」の時も確認できる。
②の機関車のプラモを買う時に、
半年がかりの貯金をした。
⑲の「少年ヨンデー」は
フニャコフニャ夫先生も
連載しているまんが雑誌。
発売日に読まないと
みんなの話題に遅れてしまうほど
人気の雑誌だ。
⑳の機関車は②の中身に見える。
一度はめちゃくちゃに壊してしまった
プラモのはずだが、
ドラえもんのひみつ道具で直したのだろうか?
いずれにせよ良かった。
㉑の「少年ジャブン」は
大人気作家・島山あらら先生の
「Drストップ アバレちゃん」が
連載されている雑誌。
ちなみに、
フニャコフニャ夫先生が連載していたのは
「少年ジャプン」。
まぎらわしい。
㉒の「てれびさん」も
島山あらら先生の連載雑誌の
うちのひとつ。
「てれびさん」のとなりの本は判読不明。
ミュージアムに行った
探偵団員の調査に期待する!
暗くなっていて確認しづらいが、
㉓は「大恐竜展」のパンフレット。
㉔の「ガラスのカメ」は
スネ夫から借りっぱなしに
なっている大人気のまんが。
㉕の「エスパー君」はフニャコフニャオ
(フニャコフニャ"夫"にあらず。
一時的な改名?)先生のまんが。
㉖の「どうぶつ村のハイキング」は、
のび太が小さい頃大好きだった絵本。
㉗の「Drストップ アバレちゃん」は、
島山あらら先生の大ヒットまんが。
㉘の「ノビえもん」は、
ひみつ道具「主役はめこみ機」で
作られたまんが?
㉙の「どくろ山のたから」は、
主人公の少年が蔵の中で古い地図を見つけて
宝を発見するまんが。
㉚の「ムーン戦士」は、
ドラえもんが出木杉から借りた本。
どうやらまんがではないっぽい?
㉛のけん玉は、のび太が幼稚園の頃に
買ってもらったもの。
のび太はようやく玉を乗せることができた。
残念ながら、
けん玉の後ろの単行本は
書名を確認することができず。
㉜の「ジャンボーグX」は
スネ夫とジャイアンが持ってきたまんが。
左下の棚は学習図鑑で
はさんでいることもあり、
学習要素がかなり高めのコーナーに
なっている。
「週刊少年ヨンデー」が並んでいるので、
毎週出るたびに買っているのだろう。
ポスト型貯金箱の奥に
まんがの単行本らしきが
隠されているのも、のび太らしい工夫だ。
あまりのボリュームなので、
調査をいったん区切ろう。
ミュージアムを訪れた
てんコミ探偵団員諸君は、
是非目を皿のようにして
さらなる発見に励んでいただきたい。
次回は本棚の右半分と、
床の上に散らばった本について探ってみたい!!
後編に続く!
エピソードを探してね。
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藤子ミュージアムでは
「のび太の家」を実際に見ることができるよ!
君だけの発見があるかも?!
第2回は、4月9日(火)AM10:00ごろ公開予定です。