『チンプイ』の主人公・エリちゃんの
同級生のスネ美さんは、
その名に違わずスネ夫似の女の子。

てんとう虫コミックスで刊行中の
新装版『チンプイ』を記念し、
スネ夫そっくりの
女の子・スネ美さんについて調査しました！

今回は「スネ夫月間」の特別編を
お楽しみください！

小金山スネ美さんは、エリちゃんの
お隣に住む小金持ちの家の女の子。

小金山家は明治維新の時に
男爵の位を贈られ、
おじいさんは貴族院議員として
政界入りしたという由緒正しい家系。

スネ美さんは小学六年生ながら
ゴルフを趣味にしていて、
庭先でよくクラブを振っている。

ちなみにこちらが
スネ美さんの両親だが、骨川家の人々と
実によく似ている。

自慢大好きでイヤミで
見栄っ張りで…と、名前も見た目も
行動もスネ夫そっくりなのだ。

小金山家は休みのたびに
海外旅行に出かけ、スネ美さんも
小学生ながらにその道のベテランだ。

カナダ旅行の足慣らしに
北海道にスキーに行ったり、

デンマーク、オランダ、スイス、
ベルギー、フランスへ、
なんと三週間かけてヨーロッパを
周る旅行に行ったりと、
骨川家にも負けない充実ぶり！

ハワイには小さいけどかわいくて
おしゃれな別荘も購入している。

コネの力も骨川家に劣らない。
世界的デザイナーのハナ・モリエ先生に
ドレスを注文してもらったり、

スネ美さんのお父さんが
バニーズ事務所の社長と知り合いで、
人気絶頂のホタルゲンジと
ツーショット写真を撮ったり、
さらに世界的なアーティストである
マイケルマラソンのプラチナチケットも
難なく入手できてしまう。

いいものには出し惜しみせず、
5000万円もする平山大観の絵も購入し、
自宅に飾っている。

旅行、ピアノ、芸能、
芸術、ゴルフと、幅広い教養と
趣味をたしなんでいるのだ！

さらに、スネ美さんとスネ夫、
実はどちらも顔マネされやすい
という共通点を持っている。

ちなみに
エリちゃんの家系 (春日家)を
たどると、初めて日本へ移住してきた
原始人グループのリーダー、
ウンバホ氏に行きつく。

いわば初代日本国王とも
いうべき人物なのだ！

このウンバホ氏、実はのび太や
ドラえもんたちと一緒に冒険し、
大陸から移動してきた
あのククル少年の成長した姿
なのだと思われる。

つまり、
『チンプイ』と『ドラえもん』の世界は
ひとつながりになっていると
考えられるのだ！

だとすると、
やはり骨川家と小金山家も
どこか遠いところでつながりが
あるのかもしれない!!