公開中の
『映画ドラえもん のび太の宝島』に合わせ、
今月は「映画公開記念特別月間」
でお送りします！
旅先で食べる料理は別格なもの。
たとえ日常的に食べているメニュー
であっても、旅行先で食べれば
おいしさもひとしお。
ましてや冒険先で食べたもの
となればなおのこと印象的でしょう。
今回はのび太たちが
冒険しに行った場所で食べた
食べものについて調査します！
これが定番の、みんなの好物メニュー。
のび太はお子さまランチ。
しずかちゃんはパンケーキや
ホットケーキを食べていることが多い。
ジャイアンはスタミナが
つきそうなカツどん。
高級志向のスネ夫はステーキを
食べている。
これはひみつ道具などで
それぞれの好きな食べものを
取り出した例だが、
冒険先では必ずしも好きなものが
食べられるわけではない。
次に、冒険先で入手したり、
出してもらった食べものを
調査してみよう！
小さくなってクロオオアリの巣に
入り込んだのび太たちが、
女王アリに歓待してもらったことがあった。
この時出されたのは
「クヌギのミツでつくったケーキ」！
流行りのスイーツとして
人気が出そうなメニューで、
なんともおいしそうだ。
家出の時、のび太は
カップラーメンを持っていくのがお約束。
しかし、怒りで気が急いていたのか、
飲み水も食べものも持たないまま
飛び出してしまったことがあった。
この時は島に自生していた
ヤシの実を食べるなどして
食いつないでいた。
豪華ではなくても、
現地でしか食べられない
特産メニューは味わい深い。
のび太たちが冒険しに行った先で、
おもてなし料理を
ふるまわれることもある。
浦島太郎の謎をとこうと
1049年を訪れた時は、
海底に実在した竜宮城で
大皿に乗ったさまざまな料理が
運ばれてきた。
果物や野菜が中心だが、肉や魚のような
料理もあるように見える。
ひみつ道具で作り出した
地底世界で、地底人たちに歓迎
されたこともあった。
こちらも果物や野菜が中心の
料理に見える。
丸いおだんごもあるので、
これがなにかの肉なのだろうか。
天上人たちが住む
雲の上にある天上世界で
出された料理も印象的だ。
光と水と有機元素から
合成された料理らしいが、
「これが天国の味なんだね」と
ドラえもんたちを満足させた、
いわば"天国料理"！
この世ならざるその味わいを
想像させられてしまう。
794年のアラブ世界を訪れた時は、
有名な船乗りシンドバッドの宮殿で
パンやバナナやブドウに加え、
ほかほかの料理もふるまわれた。
奴隷商人に連れ去られたしずかちゃんを
取り戻しての夕食だったので、
一段とおいしく食べることが
できただろう。
冒険先の料理が必ずしも
みんなの好みに合うとは限らない。
中にはちょっと食べづらい珍料理に
出くわすこともあった。
７万年前の世界に
みんなで家出した時は、
クラヤミ族に襲われていた
ヒカリ族を助けたことから、
野生のウシを丸ごと蒸した料理を
ふるまってもらった。
しかし、
ワイルドすぎるその見た目に、
のび太としずかちゃんは遠慮して、
ジャイアンはおいしそうに
かじりついていた。
ヒカリ族からすると命の恩人への
最上級のおもてなしのつもりだったが、
少々野性的すぎたかもしれない。
何万年も昔の石器時代で
王さまのようにあがめられようと
のび太が企んだことがあった。
しかし、言葉も通じず、
珍しいサルと勘違いされたのび太に
与えられたのは川で獲った生魚！
さすがにのび太も
「そんなもの食べられるかい」と
そっぽを向いている。
食べると二度と家に戻ることが
できなくなるひみつ道具
「すて犬ダンゴ」を、
のび太が誤って食べてしまった
ことがあった。
外出しないことを決めたのび太だったが、
窓から買ったばかりのボールを
落としてしまい、拾いに
出たところを犬に追いかけられ、
通りがかりのおじさんに道を尋ねられ、
徐々に家から離れていってしまう。
さまよう内に日は沈み、お腹はペコペコで
行き倒れ寸前のピンチに！
二度と家に戻れないかもしれない
のび太にとって、これは
まさに大冒険にほかならない。
ついには野良イヌがあさっている
生ゴミさえおいしそうに見える始末で、
すすめられるままに口にして……。
これこそ冒険先でのび太が食べた、
もっともまずい食べものだろう！
世界は広い！
冒険先の数だけいろいろな料理がある。
あなたもてんコミで、
世界の料理を味わい直して
みてはいかが!?
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第４回は、3月27日（火）AM10:00ごろ公開予定です。
