
秋の夜長は人恋しくなりますね。
ついつい長電話(長メール?)を
してしまう人も多いことでしょう。
今回は、そんな秋の夜長にぴったりの調査報告!
みんなの家の電話機に注目!
まずはみんなの家の
電話機の設置場所を拝見!
黒電話の頃は各家庭に
電話機が一台だけのことがほとんど。
家族みんなが取りやすい場所に
置かれているのが普通だった。
のび太の家の電話は廊下の途中にある。

しずかちゃんの家。
前は階段の下に置かれていた。
今は突き当りの位置に電話がある。

ジャイアンの家も廊下の途中。
電話台の下には電話帳が置かれている。

スネ夫の家でもやはり
廊下に電話機が置かれている。

さらに、スネ夫の家では
ソファのある応接間と思われる部屋にも
電話機が設置されている。
これは共用スペース以外にも
電話が設置されているということだろうか。
どうやら複数の電話機が
家の中にあるようなのだ。
さすが骨川家!

そして、驚くべきは出木杉の家だ。
なんと出木杉は自分の部屋に
専用の電話を引いている!
小学生にして自分専用の電話を
持っているとは、相当恵まれた環境だ。
あのスネ夫ですら
設置できなかった自分の部屋
専用の電話機を持っているのだ!

どの家庭も黒電話だったのだが、
最初の変化は源家から表れた!
ある時から代わり映えのしない
黒電話をやめて、プッシュホンに
機種変更されたのだ!
換えた理由はしずかちゃんのママなのか、
しずかちゃんなのか。
とにかくみんなの家での
電話機革命はここから始まったのだ!

ここから立て続けに変化が続く。
スネ夫の家では子機電話が使われ
コードレス化が進み、しずかちゃんの
家でも子機が使われている。
ところが同じタイミングでジャイアンの家と
のび太の家はまだ黒電話だ。
経済的な問題なのか、単純に新しいものに
対する理解度の差なのだろうか。

そして、少し遅れてのび太の家の電話にも
ついに変化が起こる!
廊下の電話機が、黒電話から
プッシュホンに変わるのだ。
しかも、形状を見ると
ファックス機能付きの電話になっている。
野比家の電話革命だ。

そしてとうとう野比家の電話も
コードレス時代へと突入!

興味深いのは同じタイミングで
ジャイアンの家もコードレス化されていることだ。

これで野比家、源家、
骨川家、剛田家、全員の家の
電話のコードレス化が果たされた!
野比家と剛田家は
似たような歩調で変化していたのだ。
なお、みんなの家の電話機がなぜ変化したか、
発売中の『ドラえもん物語
〜藤子・F・不二雄先生の背中〜』
(むぎわらしんたろう著)では
その裏話をたっぷり公開している!
気になった人はこちらの本も
ぜひチェックしてみてほしい!!
第2回は、10月16日(月)AM10:00ごろ公開予定です。
