11/2(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「22世紀の手作りおもちゃ」
「にっくきあいつ」
手作りなのにホンモノみたい!
「22世紀(せいき)の手作りおもちゃ」
ジャイアンと遊んでいたリモコンヒコーキの調子が悪いことに気づいたスネ夫は、ちょうどやってきたのび太にヒコーキをかすと、公園の林の中に落ちてしまったことをのび太のせいにしてしまう。そうとは知らないのび太は、弁償(べんしょう)しろと言われ、あわててヒコーキをさがしに行く。
なかなか見つからず、つかれてしまったのび太がベンチにねころんでいると、一人のおじいさんが話しかけてきた。のび太から話を聞いたおじいさんは、だったら新しいのを作ればいいと言い、のび太を自分の家へと連れて行く。
おじいさんが出してきたのは、いろいろなおもちゃの作り方がのっている本だった。紙でっぽうや竹トンボなど、のび太には興味(きょうみ)がないものばかりだったが、おじいさんから持っていきなさいといわれ、ことわることができず持ち帰ることに。
ところが、その本を見たドラえもんは目を輝(かがや)かせると、22世紀では手作りおもちゃが大流行中だと言い、さっそく材料を未来デパートに注文。工作が苦手なのび太も、『きよう手袋(ぶくろ)』を使えば、上手に作れると言われるが…!?
(「手作りおもちゃ」てんとう虫コミックスプラス第7巻より)
しずかちゃんの家庭教師ってどんな人?
「にっくきあいつ」
しずかが、しょうらい自分が結婚(けっこん)するのは“あの人”かもしれないと言いながら目を輝かせているのを見たのび太は、あの人がだれなのか気になって仕方がない。そこでドラえもんが出してくれた『とう明ペンキ』をかぶり、しずかの家へと向かう。
すると、しずかが大学生らしき家庭教師(きょうし)の男性(だんせい)に勉強を教えてもらっていた。なかよくする大学生としずかを見て、はらを立てるのび太。しかも大学生は口がうまく、しずかだけでなく、しずかのママにも気に入られているようだった。
のび太から話を聞いたドラえもんは、飲むと大マジメなガチガチの勉強屋になるという『ガチガチン』を取り出す。のび太がふたたびとう明ペンキをかぶり、ガチガチンを手にしずかの家へと向かうと、大学生がしずかを映画(えいが)にさそっているところだった。
のび太はあわてて映画館に向かう二人を追いかけるが、のび太のにおいに気づいた犬に追いかけられてしまい…!?
(「にっくきあいつ」てんとう虫コミックスプラス第6巻より)