7/6(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「ロボット背後霊(はいごれい)」
「天の川で星釣(つ)りを」
背後霊がのび太を守る!?
「ロボット背後霊(はいごれい)」
スネ夫から自分の背後霊はスペイン貴族(きぞく)だとじまんされるのび太。背後霊なんて信じないというのび太だったが、ドラえもんから『ロボット背後霊』なら売っていると言われ、自分も使ってみたいと言い出す。
ドラえもんから、寝(ね)ても起きてもずーっとくっつかれることになるからよく考えた方がいいと言われるが、よく考えたからかしてほしいと言い、さっさと背後霊が入っているカンを開けてしまうのび太。すると、中から、けむりのようなものが出て、そのまま消えてしまった! ドラえもんによると、目には見えないが、ちゃんとそこに存在(そんざい)しているらしい。
その後、のび太にとりついたロボット背後霊は、のび太におつかいをたのむママを追い出したり、ジャイアンとスネ夫からおもちゃを取り上げてしまったりと、のび太の気持ちに敏感(びんかん)に反応(はんのう)。
心強いとよろこぶのび太だったが、これからお買物に行くというしずかをむりやり引き止めてしまい…!?
(「ロボット背後霊」てんとう虫コミックス第37巻より)
七夕の夜…しずかちゃんに星をプレゼント!
「天の川で星釣(つ)りを」
七夕の夜、お祭りに参加したのび太は、しずかのために、短冊(たんざく)に「きれいなほし、一つください」と書く。しかし、その願いを見たジャイアンとスネ夫からバカにされ、くやしくてしかたがないのび太は、星をたくさんプレゼントするとしずかに約束し、ドラえもんに泣きつく。
それを聞いたドラえもんは、「ステキじゃない! ロマンチックで夢(ゆめ)のある願いごとだ」と言い、のび太に力をかしてくれることに。まずは笹(ささ)の葉で笹船を作ると、のび太を連れて雲の上まで飛んでいく。
空まで飛んだ後、ポケットから『星釣りセット』を取り出すドラえもん。まずは、『雲かためガス』で雲をかため、『うき水ガス』で雲の上に大きな池を作ると、『星釣りオイル』を水面にたらす。すると、水面が鏡のようになり、星空が映(うつ)りこんだからビックリ!
ドラえもんによると、この池は本物の宇宙(うちゅう)と時空でつながっており、『星釣り竿(ざお)』で池の中の星を釣ると、小さくなった本物の星が釣れるのだという。
その後、二人は持ってきた笹船を『ビッグライト』で大きくして乗りこみ、星釣りを始めるが …!?