9/13(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「恋するドラえもん」
「手足につけるミニ頭」
ドラえもんが恋したネコは…?
「恋(こい)するドラえもん」
大好きなドラ焼きを目の前にしても元気のないドラえもんを見て、好きなネコでもできたの?と聞くのび太。すると、まさにその通りだという。とにかくそのネコに会わせてというのび太を連れて、ドラえもんが向かったのは、大きなお屋敷(やしき)。そこに暮(く)らす、真っ白なペルシャネコにひとめぼれしたのだという。
窓(まど)ごしにそのネコを見ながら、「お嫁(よめ)さんになってほしいなあ」とデレデレのドラえもん。だがその直後、ドラえもんとのび太は、となりの家の屋根の上からリアのほうを見ている黒ネコの存在(そんざい)に気づく。
まずは、プレゼントを贈(おく)ることを決めたドラえもんは、未来デパートで22世紀(せいき)のネコグッズをたんまり買いこむと、『どこでもドア』で、彼女(かのじょ)の暮らす部屋をおとずれる。めずらしいプレゼントの数々をよろこんでくれただけでなく、「すてきなお友だちができてうれしい」と言われたドラえもんは大よろこび。
一度でいいから外に出てみたいという彼女を、どこでもドアで連れ出してあげることにするが…!?
(「恋するドラえもん」てんとう虫コミックス27巻より)
手足がかってに動きだす!?
「手足につけるミニ頭」
夏休み、宿題をしながらテレビに夢中(むちゅう)になってしまい、ママにしかられるのび太。もしも、手や足が別々に動いて、別々なことを一度にできたら、うんと時間が節約できるのに…と言い出し、そんな道具はないのかとドラえもんにつめよる。
そこでドラえもんがしぶしぶ取り出したのは、手や足につけて命令するとその通り動いてくれるという『ミニ頭』。まずはのび太の左うでにミニ頭をつけ、「けん玉をやれ」と命令したところ、のび太の意思とは関係なく、けん玉を始めたからビックリ! 続いて、左手には宿題をやらせ、右手でけん玉をやってみる。
暑くなってきたのび太は、右うでにも『ミニ頭』をつけると、うちわであおいでもらうことに。さらに、両手が勝手に動いてくれるなら…と、そのまま自分は昼寝(ね)を始めてしまう…。
ところが、ママからお使いをたのまれてしまったのび太は、足にもミニ頭をとりつけ、自分は寝たまま、買い物に行くことを思いついて…!?
(「手足につけるミニ頭」藤子・F・不二雄大全集第6巻より)