8/23(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「夜の世界の王さまだ!」
「クロマキーでノビちゃんマン」
24時間寝ないで遊べ!
「夜の世界の王さまだ!」
ある日、一日の半分を寝(ね)ている自分は、寝すぎなのでは…と気づくのび太。だから、勉強をする時間がないのだというのだ。寝ている時間も起きていられるなら、2倍生きることになると言い出し、そんな道具はないかとドラえもんにたずねる。
それを聞いたドラえもんはしかたなく、1つぶ飲めば24時間ねむくならないという道具を取り出す。ドラえもんが止めるのも聞かず、あっという間に口に入れてしまうのび太。しかし、夜になってもねむくはならないものの、時間はあっても集中できず、まったく勉強が進まない…。
さらにはおなかが空いたと言ってドラえもんを起こすと、出してもらった『ムユウボウ』を使って、寝ているママにラーメンを作ってもらうことに。ところが、ママは寝ているにもかかわらず、自分が作ったラーメンを食べてしまった…。
その後も、勉強をする気にはなれないのび太は、寝ているドラえもんを無理やり起こそうとし、起きてきたパパとママにおこられてしまい…!?
(「夜の世界の王さまだ!」てんとう虫コミックス6巻より)
巨大怪獣とバトル!?
「クロマキーでノビちゃんマン」
紅茶(こうちゃ)を飲んだ女の人が、風にふかれて空へとまい上がるテレビコマーシャルを見て、どうやって飛んでいるんだろう…と不思議に思うのび太。それを聞いたドラえもんは、飛んでいるように見せているだけだと答え、青や緑色をバックに撮影(さつえい)した映像(えいぞう)を、別の景色と合わせる、“クロマキー合成”の説明をするが、のび太にはまったく理解(りかい)できない。
そこで、『クロマキーセット』を取り出すドラえもん。『スパイ衛星(えいせい)』で撮影した外の風景を、モニターに映(うつ)し出し、グリーンバックの前に立ったドラえもんをカメラで撮影してミキサーのスイッチをおしたところ、それぞれの映像がひとつの画面に重なり、ドラえもんが風景の中を飛んでいくように見えたからビックリ!
さらには、モニターに映っていた外の風景の中に、モニターの映像と同じように空を飛ぶドラえもんのすがたが! カメラで映したものを実際(じっさい)に外の景色にはめこむことができるのだという。
しくみがわかったのび太は、クロマキーセットを使って、ジャイアンとスネ夫をおどろかせようと考えるが…!?
(「クロマキーでノビちゃんマン」てんとう虫コミックス30巻より)