8/9(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「ドラえもん、セミになる」
「インスタントロボット」
自由研究はセミドラえもんで!?
「ドラえもん、セミになる」
夏休みの自由研究のために、アゲハチョウを卵(たまご)からかえして育てたという出木杉。その観察日記を見せてもらったみんなは、その完成度の高さに感心するばかり。出木杉に尊敬(そんけい)のまなざしを向けるしずかを見たのび太は、思わず自分も昆虫(こんちゅう)の観察をしたとウソをついてしまう。
話を聞いたドラえもんはあきれはてるが、のび太に泣きつかれ、しかたなく『コンチュウネクタイ』を取り出す。このネクタイをつけると、昆虫になりきることができ、昆虫の生態がわかるのだという。
さっそくアゲハチョウのネクタイを首につけたところ、のび太の体が光り出し、なんとアゲハチョウの卵になったからビックリ! 卵から顔を出したのび太に、ドラえもんはネクタイを1回引っぱると1日たつと説明。のび太が4回ネクタイを引っぱったところで、卵のカラがわれ、幼虫(ようちゅう)になったのび太が出てきた!
さらにネクタイを引っ張り、幼虫からさなぎ、さなぎから成虫になったのび太は大よろこびで部屋の中を飛び回る。その後、元のすがたにもどったのび太は、自分が昆虫になったら日記を書けないため、ドラえもんにセミになってほしいと言い出して…!?
のび太たちがロボットに!?
「インスタントロボット」
どうしても出かけなくてはならないドラえもんは、のび太がきちんと宿題をするか信用できず、『インスタントロボット』で自分の身代わりロボットを作り、のび太を見張(は)らせることに。ところが、ロボットの組み立て方を見ていたのび太は、ドラえもんが出かけた後に自分のロボットを作ろうと考える。
ドラえもんロボットに注意されたのび太は、ネズミが飛び出すビックリ箱を使って追い出し、自分のロボットを作ることに成功。だが、のび太ロボットも昼寝(ね)をしてしまったり、おやつをボロボロとこぼしながら食べたりと、のび太そっくり。どうにか宿題をやらせたものの、自分のロボットでは答えがあやしいと考え、出木杉の脳(のう)をコピーしたロボットを作ることを思いつく。
出木杉ロボットに宿題をやらせたのび太は、ママからたのまれた庭の草むしりをやらせるため、スネ夫やジャイアン、しずかのロボットも作ることに。さらに調子に乗ったのび太は、ママからおこづかいをもらって、ほかの仕事も引き受けるが…!?
(「インスタントロボット」てんとう虫コミックス29巻より)