5/3(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「ココロコロン」
「百年後のフロク」
人形に悲しい運命が…!?
「ココロコロン」
古い人形をくわえている犬に出くわした、のび太としずか。「お人形がかわいそう」というしずかにたのまれ、のび太は犬に立ち向かい、なんとかその人形を手にすることに成功する。
その後、人形の洋服をぬい直してあげたしずかは、持ち主が心配しているだろうから返してあげたいという。そんなしずかの願いをかなえてあげたいのび太は、ドラえもんに持ち主をさがす道具を出してほしいとたのみこむが、そんなものはないと言われてしまう…。
落ちこむしずかとのび太を見かねたドラえもんが取り出したのは、『ココロコロン』。これをふりかけると、その人形の心がわかるようになるというのだ。さっそく人形にココロコロンをふりかけ、「きみのおウチに連れて行ってあげる」と話しかけたところ、人形がうれしそうにほほ笑んだからビックリ!
のび太たちは持ち主さがしに出発、人形がほほ笑む方向に進んでいったところ、りっぱなお家の前で人形が満面の笑顔になった! ところが、その家の女の子は、その人形は古くなったからすてたのだと言い出して…!?
(「ココロコロン」 てんとう虫コミックス 第20巻より)
未来のすごろくで日本一周!
「百年後のフロク」
ゴロゴロコミックを読み終わったのび太は、未来のゴロゴロコミックを読んでみたいと思いつき、ドラえもんにセワシのゴロゴロコミックをかりてきてもらうことに。ところがセワシがるすだったため、ドラえもんはだまってかりてきてしまう。
未来のゴロゴロコミックとそのフロクは手のひらにのるほど小さく、ガッカリするのび太だったが、表紙を開いたところ、部屋いっぱいに紙面が広がったからビックリ! しかも、絵が動き、音も出る仕組みになっていて、その迫力(はくりょく)にのび太は大こうふん。さらに、フロクには、作ったものが実際(じっさい)に空を飛ぶジェット機やヘリコプターなどのペーパークラフトや、実物大の家が飛び出すハウスセットなどがあり、大よろこびののび太。
その後、ジャイアン、スネ夫、しずかもさそい、フロクのひとつ「日本一周大旅行ゲーム」で遊ぶことに。ところが、このすごろくには、なんと実際に日本のあちこちに瞬間(しゅんかん)移動(いどう)できるというおどろきのしかけがあって…!?
(「百年後のフロク」 てんとう虫コミックス 第10巻より)