2/8(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「チョコレートワールドへようこそ」
「タイムふろしき」
バレンタインはチョコの町づくり!?
「チョコレートワールドへようこそ」
バレンタインデーの前日、出木杉が手作りしたというバラのチョコレートを見せられたのび太は、その出来栄えにあせってしまう。今年はみんなでチョコレートを持ちよることになったからだ。スネ夫もみんなをあっと言わせるものを用意していると聞いたのび太は、いっしょにやろうとさそうがことわられてしまう。
そこでしかたなく自分でチョコレートの家を作ろうと考えるが、まったくうまくできない。明日は仮病(けびょう)を使って家にいるとなげくのび太に同情(どうじょう)したドラえもんは、『パティシエカメラ』を取り出す。このカメラで撮影(さつえい)したものは、どんなものでもおかしにできるというのだ。
さっそく、パティシエカメラで空から野比家の写真を撮(と)るドラえもん。そして、『パティシエボックス』にカメラをセットし、材料のチョコレートを入れたところ、しばらくして本物そっくりのチョコレートの家が出てきたからビックリ!
しかも部屋の中もそのまま再現(さいげん)されており、『ガリバートンネル』で小さくなった二人は、家の中へと入ってみるが…!?
古いものを新品に変身!
「タイムふろしき」
家のテレビがこわれてしまったため、のび太とドラえもんは新しいテレビを買ってとたのもうとするが、パパとママはこわれたカメラと古くなったせんたく機のどちらを先に買いかえるべきか言いあらそっていて、どうやらテレビは当分買ってくれそうにない…。
そこで、ドラえもんが取り出したのが、包んだものを新しく変身させる『タイムふろしき』。さっそくテレビを包んでみたところ、またたく間にピカピカの新品にもどったため、のび太は大よろこび! さらに、カメラとせんたく機も新品にもどしてあげ、パパとママをおどろかせる。
その後、タイムふろしきを使って古いものを新品に変えて売ればもうかると思いついたのび太は、あちこちから不用品をもらってくる。ところが、目をはなしたすきに、タイムふろしきのひみつを知ったスネ夫にうばわれてしまった!
さらに、スネ夫がよけいなことを言ったせいで、タイムふろしきがジャイアンの手にわたってしまい…!?
(「タイムふろしき」 てんとう虫コミックス第2巻より)