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2025.01.24

『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』
2025年3月7日(金)公開!

あいみょんさん × 水田わさびさん
主題歌アーティストとドラえもん役声優の
スペシャル友情対談


大のドラえもんファンのあいみょんさんと、大のあいみょんファンの水田わさびさん。ふたりは10年近く友情を育んできた大親友です。「映画ドラえもんの主題歌を歌う」という夢が叶ったことを記念して、スペシャル対談をお届けします!


1曲聴いただけで、ぜったい聴き続けると確信しました(水田わさび)
わさびさんと出会うずっと前からドラえもんファンです(あいみょん)

――おふたりの出会いは?
水田わさび(以下、わさび): 2016年に私が音楽好きで常にアンテナを張っていることを知っている関係者から、「わさびさんがぜったいに好きなアーティストがいるから聴いてみてください」と強く推され、メジャーデビュー前のあいみょんの楽曲を聴きました。そしたら1曲目から「ビビビーーーーーッ!」ときて。ちょうど下北沢でライブがあるというので、さっそく駆けつけました。

あいみょん:わさびさんが自分の曲を聴いてくださっていることをSNSで知ったときは、めちゃくちゃうれしかったです。はじめてライブに来てくださったわさびさんに、「未来ヲカエロ」という文字が入ったドラえもんのネックレスをいただきました。ちょうどメジャーデビューに向けて未来が変わりそうなタイミングだったので、すごく心に響いて……。そのときから、いつかドラえもんの主題歌をやりたいとうい気持ちを抱いてきました。

わさび:あいみょんと出会ってすぐ、「この人はまちがいないから、ぜったい聴き続ける」と確信しました。衝撃的でしたから。歌詞はもちろんメロディも歌唱力も!日本語の母音を強く押す独特の歌い方は、なかなか聞いたことないなって。

あいみょん:ありがとうございます!わさびさんはロックバンドがお好きなイメージだったので、なんで気に入ってもらえたのかふしぎでした。

わさび:私は読書が大好きなので、あいみょんの文学的な歌詞もたまりません。こことここで韻(いん)を踏んでいるんだ、ここに伏線があってこう回収してるんだ、こういう言い方で日本語で遊んでるんだ、と驚きっぱなしです。そして、アップテンポの曲にダークな世界を入れ込むような、相反するものを融合させる美しい芸術性!

あいみょん:わさびさんは私のファンだといってくれますが、そのずっと前から私は「ドラえもん」のファンですからね(笑)。生まれた時からそばにいたので、いつから好きになったか説明できないくらい身近な存在です。子どものときから大人になっても、ずっと楽しませてもらっています。むしろ大人になってからのほうが「このひみつ道具ほしい!」と思うことが増えたくらい(笑)。わさびさんと出会う前も出会った後も常に「ドラえもん」にアンテナを張っています。とにかく、わさびさんの声がめちゃくちゃかわいいんですよ!

わさび:ありがとう~♪

――どのようなお付き合いをされていますか?
わさび:よくメッセージを送り合っていますね。あいみょんらしい言い回しで「昼ドラみてます」と送られてきたときは、てっきりお昼のドラマかと。お昼に『ドラえもん』のアニメを観ることだったんですけど(笑)。

あいみょん:ドラえもんのアニメを観ていると、ついついわさびさんに伝えたくなっちゃうんですよね。私からは『ドラえもん』の話、わさびさんからはおもしろかった小説の話などを聞くことが多いです。いっしょに出かけることもあって、最近は豊島区のトキワ荘マンガミュージアムに行きました。「F先生たちが降りてきそうだね」なんて話しながら楽しく回りました。

わさび:その後、F先生たちも食べたという有名な「松葉」でラーメンを食べたりね(笑)。あいみょんの方が詳しくて私は教わる立場でした。あいみょんは本当に純粋なファンなんです。

あいみょん:この間も小学館さんの1階のカフェにドラえもんのコミックス50周年限定メニューをマネージャーさんと食べに行き、わさびさんに写真を送ったら、「えっ!? こんなのやってるの!?」って(笑)。
※小学館1階カフェでの限定メニュー提供は終了しています。
わさび:まったく知らなくて、地方のイベントか何かかなって。あいみょんについては私の方が詳しくて、「ドラえもん」についてはあいみょんの方が詳しい。バランスいいねー!


あいみょんファンの私の想像を超えてきました。超天才!(水田わさび)
ドラえもん愛をすべてつめ込んで歌詞もメロディも作りました(あいみょん)

――今回の主題歌については、どのように報告されたのですか?
あいみょん:せっかくならわさびさんに直接伝えたくて、スタッフのみなさんに協力していただき、わさびさんが映画のアフレコをする当日にサプライズで報告しました。わさびさんは最初「なんで、ここにいるの~?」と驚いていました。「じつは今回の主題歌、私なんですよ~~」と伝え、ふたりで泣きながら抱き合いました。

わさび:そのときは、まだ目が覚めていないようなふしぎな感覚でした。ふつうに映画の収録に臨んでいたのに、目の前にあいみょんがいるなんて……まったくの異世界でした(笑)。じつは今もその感覚が続いています。それくらい私にとっても壮大な夢だったんです。あいみょんは、友だちを超えた存在です。

あいみょん:まだ出会って間もないころ、自前のドラえもんのTシャツに、わさびさんにサインを書いてもらったことがあって、大切に保管してきました。それでサプライズ当日、「これを着るのは今しかない!」と思い立ち、そのTシャツを着ていったんです。

わさび:すぐにわかりましたよ、あのTシャツだって。これまでのことを思い出して、もう涙なみだで……。

――今回の主題歌はどのような気持ちを込めて作りましたか?
あいみょん:これまでわさびさんからいろいろな応援の言葉をもらっていて、その恩返しじゃないですけど、自分のドラえん愛をすべてつめこんで歌詞もメロディも作りました。

わさび:いつか映画ドラえもんの主題歌を歌ってほしいと夢見てきましたが、『スケッチ』は想像を超えてきましたね。超天才!藤子・F・不二雄ワールドをダイレクトじゃない歌詞とメロディに乗せて、こんなに表現できる方がいたの?って。ドラちゃんの丸い足とか、のび太くんが目をキラキラさせながら一生懸命がんばっている様子とか、間接的な表現なのに頭に浮かんできました。

あいみょん:ほんまにドラえもんが大好きで。でも、それだけじゃなくて、今回の作品へのリスペクトも、自分の楽曲であることもふまえて、とことん向き合いました。わさびさんをはじめ、関わっているみなさんが「この曲でよかった」「映画45周年にふさわしい」と思ってもらえるようにしないとなって。いい曲ができたと思います。

わさび:あいみょんワールドは受け手によって感じ方が違い、響く範囲が広いんですよ。だから「ドラえもん」と同じで親子3世代に支持されるアーティストなんですよね。うちの80歳のおとうちゃんだって好きですから。

――今回の映画はどちらで観る予定ですか?
あいみょん:今までわさびさんと一緒に映画を観たのは試写が同じ日になった1回だけですよね。試写室で観てもめちゃめちゃ感動して大泣きしますが、やはり大きな劇場で感じたいので、今回の1回目はいつも行っている映画館にひとりでこっそり観に行こうかな。

わさび:私はいつも試写も映画館も行っていますが、映画館は子どもたちの反応を体感できるのがいいよね~。

あいみょん:ですよね~。あと、映画館のショップにも行きたいですし(笑)。

わさび:映画グッズね!でも、エンディングで今回の主題歌が流れたら、前奏のピアノを聴いただけで感極まって映画館を飛び出すかも。ちゃんと観られるかな、最後まで。

あいみょん:予告を見ただけで、うるっときちゃったので、私も観られないかも。「ドラえもん」が好きな感情だけじゃなくて、わさびさんとの個人的な出会いから今までのことを思い出しちゃって、グッときますね……。

わさび:もう今の段階でやばいね~(涙)。

あいみょん:主題歌が決まってから『ドラえもん』を観ると、わさびさんの声だっていうこともあり、前よりもすぐ泣いちゃうようになりました。これまで観てきたドラえもんの映画にも大好きな作品がたくさんありますが、今回の映画がいちばんの宝物になることはまちがいありません。



あいみょんさん×水田わさびさん対談のこぼれ話や、あいみょんさん単独インタビューほか新作映画情報、さらにあいみょんさんセレクトの漫画「ドラえもん」満載!
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◎あいみょんさんが「挿入歌」を語るインタビューと、CDリリース情報ほかの記事は『ドラえもんライフ 2025春号』(3月7日発売)に掲載!


映画ドラえもん シリーズ45周年記念作品!
『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』

[ストーリー]
もしも、絵の中の世界に飛び込めるとしたら――?
幻の宝石をめぐり、ドラえもんたちの時空を超えた大冒険が、今はじまる!!
数十億円の価値がある絵画が発見されたニュースを横目に、夏休みの宿題である“絵”に取り組むのび太。 その前に、突然絵の切れ端が落ちてきた。 ひみつ道具「はいりこみライト」を使い絵の中に入って探検していると、不思議な少女・クレアと出会う。 彼女の頼みを受けて〈アートリア公国〉を目指すドラえもんたちだったが、 そこはなんと、ニュースで話題の絵画に描かれた、中世ヨーロッパの世界だった! そしてその世界には〈アートリアブルー〉という幻の宝石がどこかに眠っているらしい。 絵の中の世界〈アートリア公国〉とは一体...?
幻の宝石のひみつを探るドラえもんたち。 しかし、〈アートリア公国〉に伝わる“世界滅亡”の伝説が蘇ってしまい、大ピンチに!! はたして、のび太たちは伝説を打ち破り、世界を救うことができるのか!?

[作品概要]
■公開時期:2025年3月7日(金)
■原作:藤子・F・不二雄
■監督:寺本幸代
■脚本:伊藤公志
■キャスト:ドラえもん:水田わさび のび太:大原めぐみ
しずか:かかずゆみ ジャイアン:木村昴 スネ夫:関智一
クレア:和多田美咲 マイロ:種﨑敦美 チャイ:久野美咲
パル:鈴鹿央士 アートリア王妃:藤本美貴
■主題歌:あいみょん「スケッチ」(unBORDE/WARNER MUSIC JAPAN)

©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2025

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