1/18(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「空からどら焼きがふってきた!」
「モノモース」
押し入れで栽培!?どら焼きが大量発生!
「空からどら焼きがふってきた!」
帰ってきたのび太は、屋根の上でたそがれているドラえもんを発見。どうしたのかと声をかけたところ、どら焼きがどこも売り切れで買えなったのだという。このまま一生どら焼きを食べられなかったらどうしよう…と落ちこむドラえもんに、どら焼きを作る道具はないのかとたずねるのび太。
それを聞いたドラえもんは、キノコのように木の幹(みき)を土台にしてどんなものでもさいばいすることができる『原木さいばいキット』を取り出す。そして、ママがお客様用に取っておいたどら焼きを種菌(たねきん)にして、湿度の高いお風呂でさいばいを始めることに。
しばらくすると、かわいいミニどら焼きが育ち始め、数時間後にはりっぱなどら焼きになっていた。大よろこびで収穫(しゅうかく)を始める二人だったが、ママに見つかり、食べ物をそまつにしないようおこられてしまう。しかも、シャワーヘッドがのび太のうでに当たり、のこっていたどら焼きがびしょぬれになってしまった…。
そこでドラえもんはぶじ収穫できた一つを種菌にして、今度は押(お)し入れでのさいばいにチャレンジするが…!?
部屋中のモノがしゃべりだす…!
「モノモース」
切手をさがしていたのび太は、ドラえもんに知らないかとたずねるが、知らないと言われた上に、いつも何かを失くしてばかりとお説教されてしまう。ところが、さがしていた切手はドラえもんのおしりの下に落ちていた…。
おわびにとドラえもんが出してくれたのは、スプレー型(がた)の『モノモース』。これを“物”にふきかけると、物がしゃべれるようになるというのだ。さっそくモノモースを切手にふきかけ、「どこにいるの?」と話しかけたところ、切手が「ここだよ~」と答えたからビックリ!
これを使えば物を失くすことはないと部屋中の物にモノモースをふきかけるのび太。そして見つけた切手とモノモースを手にしずかの家に行こうとするが、部屋を出ようとしたところで、物たちが「ちゃんとかたづけろ」ともんくを言い出す…。
しかたなくかたづけを終えてから家を出たのび太は、とちゅうで会ったスネ夫に切手をじまんするが、たいしたことないと言われてしまう。すると切手が「なんだと!」と声をあらげて…!?
(「モノモース」 てんとう虫コミックス第16巻より)