1/11(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「わらってくらそう」
「四角いドラえもん」
なにを聞いても笑い話に!?
「わらってくらそう」
ある日の朝、「ゲラゲラ笑いたいから、おもしろい話を聞かせて」とのび太に言われたドラえもんは、『ゲラゲライヤホン』というひみつ道具を取り出す。これを耳にはめると、何を聞いても笑い話に聞こえるというのだ。さっそく耳にはめたところ、何を言われてもおかしな話に聞こえ、のび太は身をよじって大笑いしはじめる。
ゲラゲライヤホンをはめたまま、外へと出かけたのび太は、何を見ても聞いてもずっと笑い続ける。タイミング悪く、夫婦(ふうふ)ゲンカやこわいおじいさんを見て大笑いするのび太に、いっしょに歩いていたドラえもんは内心ヒヤヒヤで…。
そんな中、虫歯になってしまったものの、こわくて歯医者さんに行けないというスネ夫と出会う。話を聞いたのび太は、思いっきり笑えばいたさもわすれられるのでは?と、スネ夫にゲラゲライヤホンをかすことに。いたがりながらも笑いが止まらないスネ夫。するとそこに、先生がやってきて…!?
(「わらってくらそう」 てんとう虫コミックス第8巻より)
見た目も性格も・・・?
「四角いドラえもん」
テストでまたもや0点を取ってしまったのび太。ところが、まったく気にすることもなく、帰ってきてすぐに昼寝(ね)してしまう。そんなのび太に対し、あきらめ顔のドラえもん。
ちょうど22世紀(せいき)から遊びに来たドラミは、「お兄ちゃんは、のび太さんをあまやかしすぎ。もっときびしくしなきゃ!」と言うと、新製品(せいひん)だという『カドバール』という名のドリンクをさし出す。これを、飲むとキッチリカッチリきびしい角ばった性格(せいかく)になるらしい。
のび太のために、一気にドリンクを飲みほしたドラえもん。すると、足も手も頭も…とにかく全身が四角く変化してしまったからビックリ! しかも、性格までガチガチのギチギチにきびしくなった上に、丸いものをなんでも四角くしてしまう…。
その様子を見たドラミは、飲むとまるい性格になる『マルクナール』をドラえもんに飲ませようとするが、こんなもまるいものは飲めないと言われてしまい…!?