8/24(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「カッパのおさら」
「さよならボクのそうじ機」
のびカッパをつかまえろ!
「カッパのおさら」
スネ夫から河原(かわら)でやるというバーベキューにめずらしくさそわれるのび太。ところが、近くの川にはカッパが出るといううわさがあり、泳げないのび太は川の中に引きずりこまれるかもよ…とバカにされてしまう。
くやしいのび太は、ドラえもんに今すぐに泳げる道具を出してほしいとたのむが、ドラえもんは道具にはたよらず、特訓してやる!と意気ごむ。そして、ドラえもんもいっしょにバーベキューに行くことに。
ところが、川に着いたのび太はうきわでのんびり…。そこで、ドラえもんは吹(ふ)き矢で、のび太のうきわにあなを開けてしまう。足がつく場所にもかかわらず、おぼれてしまうのび太を見たドラえもんは仕方なく、『カッパのおさら』を取り出す。
のび太がカッパのおさらを頭にのせたところ、手に水かきが生え、せなかには甲羅(こうら)ができたからビックリ! その後、だれにも見られないようにと言い残し、ドラえもんがバーベキューの準備(じゅんび)へと向かうと、のび太はジャイアンたちへのいたずらを思いついて…!?
この掃除機、まるでペットみたい?
「さよならボクのそうじ機」
スネ夫のペットがスネ夫の言うことをよく聞くのをうらやましく思ったのび太は、自分もペットをかってしつけたいとママにお願いするが、聞いてもらえずガッカリ…。それでもあきらめられないというのび太に、ドラえもんは「とちゅうで投げ出したりせずに、愛情(あいじょう)を持ってしつける」ことを条件(じょうけん)に、そうじ機を持ってくるように言う。
そして、ポケットからペットフードのようなひみつ道具『ペッター』を取り出すと、そうじ機のスイッチを入れ、ペッターをひとつすいこませるドラえもん。なんとこのペッターは、そうじ機を訓練(くんれん)してペットにするための特別なペットフードなのだという。
ドラえもんがしつけるのを横目に、最初はやる気のないのび太だったが、ドラえもんにしかられ、しぶしぶしつけを始める。そのうち、お手やおすわりなどもおぼえたそうじ機に、のび太は「ソージー」という名前をつけ、かわいがるようになるが…!?
(「ペッター」てんとう虫コミックスプラス第3巻より)