7/27(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「文房具(ぶんぼうぐ)ブレイキン」
「仙人(せんにん)らくらくコース」
目指せ、金メダル!文房具になって大技に挑戦?
「文房具(ぶんぼうぐ)ブレイキン」
学校での休み時間、みんなが消しピンで遊んでいる中、ヘタクソだからと仲間に入れてもらえず、つまらないのび太。
家に帰ると、ママが庭で屋根を見上げていた。聞いたところ、ドラえもんにたのんで雨どいのそうじをしているのだという。といっても、ドラえもんのすがたは見当たらない…。部屋に入ると、そこにはゴーグルをつけて、マットのようなものの上でクネクネとナゾの動きをしているドラえもんがいたからビックリ!
ドラえもんによると、『アクション連動マット』というひみつ道具を使って、そうじをしていたのだという。アクションチップをつけたものを、自分の体と同じように動かすことができるため、ドラえもんはぞうきんにチップをつけて、雨どいをふいていたのだ。さらに、セットのゴーグルを装着(そうちゃく)すると、チップから広がる景色を見ることができるのだという。
そこでのび太は、消しゴムにアクションチップをつけ、ドラえもんにふたたびゴーグルを装着してもらうと、ジャイアンたちに消しピンでの勝負をいどむが…!?
魔法のような力が持てる?!
「仙人(せんにん)らくらくコース」
先生から宿題をどっさり出されてしまったのび太は、スネ夫のいとこが連れて行ってくれるというキャンプに自分だけ参加することができなくなってしまった。さらに、帰りがおそくなったことでママにしかられ、なにもかもがイヤになったのび太は、遠い山の中で、ひとりでくらしたいと言い出す。
それを聞いたドラえもんは「仙人(せんにん)みたい」と言い、仙人になった気分を味わうための『仙人らくらくコース』を取り出す。仙人は、“神通力(じんつうりき)”という魔法(まほう)のような力を持っていると聞いたのび太は、「仙人になりたい!」と言い出し、ドラえもんから仙人らくらくコースを借りて、『どこでもドア』で、ひとり山奥(おく)へと向かうことに。
山奥に着いたのび太は、さっそく箱を開き、中に入っていた仙人ロボットに「神通力教えて」と言うが、失礼な口をきいたことにおこった仙人ロボットからコテンパンにやられてしまう。その後、心を入れかえ、弟子入りしたのび太だったが、仙人の修行(しゅぎょう)はきびしく、にげ出そうとして…!?
(「仙人らくらくコース」てんとう虫コミックス第43巻より)