[THE ドラえもん展TOKYO2017]
前回作品も併せて展示!!
2002年に行われた「THE ドラえもん展」に続き今回も参加する、日本を代表するアーティストの作品をご紹介します。本展覧会では、前回参加したアーティストの作品は、2002年の作品も併せて展示されます。2002年から2017年。現代アートの進化をお楽しみいただける内容となっています。
村上隆さん/アーティスト
①2017年作品『あんなこといいな 出来たらいいな』
©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co.,Ltd.All Rights Reserved.
©Fujiko-Pro
②2002年作品『ぼくと弟とドラえもんとの夏休み』(2002年)
©Fujiko-pro & Takashi Murakami / Kaikai Kiki 2002
村上さんは自身の代表作「お花」と「ドラえもん」を合わせた、6m×3mの巨大な作品を制作。本展のメインビジュアルである今回の作品は、村上さんが、「ドラえもんの作品の中で、一番大切なものはなんだろう、と考えた時、“藤子先生(藤子・F・不二雄先生)”ご本人だということに気づき、絵に入れた」と言います。描かれたキャラクターは、漫画を中心とした数々の名シーンが随所にちりばめられており、ドラえもんのファンはもちろん、たくさんの方にお楽しみいただける作品です。
奈良美智さん/画家
③2017年作品『依然としてジャイアンにリボンを取られたままのドラミちゃん@真夜中』
©YOSHITOMO NARA 2017 ©Fujiko-Pro
④2002年作品
『ジャイアンにリボンをとられたドラミちゃん』
©Fujiko-Pro & Yoshitomo Nara 2002
奈良さんは、前回と同様にドラミちゃんをモチーフとした作品を制作しました。奈良さんの個性溢れるドラミちゃんを前回作と一緒にお楽しみください。
蜷川実花さん/写真家、映画監督
⑤2017年作品『ドラちゃん1日デートの巻 2017』
©mika ninagawa ©Fujiko-Pro
⑥002年作品『ドラちゃんと1日デートの巻』
©Fujiko-Pro & mika ninagawa 2002
前回と同様に「ドラちゃん1日デートの巻 2017」と題し、“もしドラちゃんが彼だったら”をテーマに作品を制作した蜷川さん。15年前と同じコンセプトで今やるならどうなるか、というところから生まれた今回の作品は、SNSで発信することの時代感を意識して制作されました。会期中には、写真の展示並行して、作品に登場する“デート相手”のInstagram専用アカウントから、作品写真を日々発信していく展示方法で“ドラちゃんとのデート”を表現します。
[THE ドラえもん展TOKYO2017]開催概要
会期:2017年11月1日(水)〜2018年1月8日(月・祝)会期中無休
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
監修:山下裕二(美術史家、明治学院大学教授)
参加アーティスト:会田 誠、梅 佳代、クワクボリョウタ、小谷元彦、後藤映則、鴻池朋子、近藤智美、坂本友由、佐藤雅晴、シシ ヤマザキ、篠原 愛、しりあがり寿、中里勇太、中塚翠涛、奈良美智、西尾康之、蜷川実花、福田美蘭、増田セバスチャン、町田久美、Mr.、村上 隆、森村泰昌+コイケジュンコ、山口 晃、山口英紀+伊藤 航、山本竜基、れなれな、渡邊 希(敬称略、50音順)
詳しくは公式HPを御覧ください