6/8(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「かがみでコマーシャル」
「かわいい雨傘(がさ)の物語」
つぶれそうな和菓子屋さんを救う方法は…?
「かがみでコマーシャル」
ママがかがみの前でおけしょうをしていると、かがみにユーレイのようなものが映(うつ)ったからビックリ! おどろいたママとのび太が大あわてでのび太の部屋へとにげていくと、ドラえもんが手にしていた本に先ほどのユーレイが…!
ママにおこられてしまったドラえもんだったが、おどろかすつもりはなく、『遠写かがみ』というひみつ道具で実験をしていたのだという。このかがみに映したものは、近くにある他のかがみやガラスにも同時に映すことができるというのだ。
あまり役に立たない道具だからと、遠写かがみをこわそうとするドラえもんだったが、のび太はもったいないとそれを止める。そして考えた末、お店の広告(こうこく)を引き受け、町中のかがみにそのお店のコマーシャルを流すことを思いつく。
次の日、営業(えいぎょう)に回る二人だったが、どのお店にもことわられてしまう…。そこで、最初の一軒(けん)は無料でコマーシャルを作ることにし、裏(うら)通りのさびれた和菓子(わがし)店に目を付けるが…!?
(「かがみでコマーシャル」てんとう虫コミックス 第14巻より)
のび太の傘が動き出す!
「かわいい雨傘(がさ)の物語」
ある夜、また傘をどこかにわすれて帰ってきてしまい、ママにしかられるのび太。「わすれそうになったら自分で教えてくれるような傘ってないのかなぁ」というのび太のつぶやきを聞いたドラえもんは、『たましいマーカー』というペンのようなひみつ道具を取り出す。
さっそくのび太が物置にあった古い傘に、たましいマーカーで顔の絵を描(か)いたところ、なんとその顔が動き出したからビックリ! ドラえもんによると、たましいマーカーで顔を描くと、傘に魂(たましい)が入るのだという。
試しにのび太が傘を置いて出かけようとしたところ、傘が飛びはねて連れて行ってほしいとアピールしてきた。しばらくして雨がふってくると、うれしそうに動き出す傘。そのかわいい様子によろこんだのび太は、傘に“キー太”と名付けることに。
その後、しずかやジャイアン、スネ夫と会ったのび太とドラえもんは、みんなにもたましいマーカーをかしてあげる。すると、みんなそれぞれ個性(こせい)を持った傘になり…!?