5/25(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「宝(たから)くじ大当たり」
「ネアンデルタール人を救(すく)え」
野比家に6000万円!?
「宝(たから)くじ大当たり」
大みそかの朝、新聞にのっている宝くじの当選発表をうれしそうにさがすパパを見たママは、これまでにパパが買った10万円分のハズレくじを差し出しながら、もう買わないと約束するようお説教をはじめる。
その様子を見たのび太は、『タイムマシン』で発売日にもどって、当たりくじを買えば、億万長者になれると思いつく。だが、ドラえもんに「タイムマシンはお金もうけのために使ってはいけないと法律(ほうりつ)で決まっているからダメ」としかられてしまう。
そこでのび太は、もうけるためではなく、パパの5万円の損失(そんしつ)を取り返してあげたいとドラえもんを説得(せっとく)。二人は、タイムマシンに乗って宝くじの発売日へと向かうことに。
宝くじ売り場についた二人は、番号を確認(かくにん)しながら10万円が当たるくじをさがすが、なかなか見つからない。と、その時、なんと1等6000万円のくじを発見! その金額(きんがく)にこうふんしたドラえもんは、思わずそのくじを買おうとするが、お金をわすれたことに気づいて…!?
(「宝くじ大当たり」てんとう虫コミックス 第5巻より)
ジャイアンにそっくり!
「ネアンデルタール人を救(すく)え」
博物館に行ったスネ夫から、4万年前に絶滅(ぜつめつ)したといわれる“ネアンデルタール人”について聞いたのび太は、ネアンデルタール人に会ってみたいと考え、ドラえもん、しずかとともに『タイムマシン』で、かれらがまだ生息していた4万年前のヨーロッパへと向かう。
『テキオー灯』を浴びて氷河(ひょうが)期に適応(てきおう)した3人は、ひとりのネアンデルタール人の子どもと出会う。見た目はジャイアンそっくりだが、やさしくて弱虫なその少年は、スネ夫そっくりの“ホモ・サピエンス”の子どもたちから仲間外れにされていた。しかも、のび太そっくりのホモ・サピエンスの女の子に恋(こい)しているようで…!?
ジャイアンそっくりのネアンデルタール少年のことをかわいそうに思い、なんとか助けてあげたいと言い出すのび太。そこでドラえもんは『きせかえカメラ』でのび太をホモ・サピエンスの女の子に変身させ、ジャイアンそっくりの少年をやる気にさせようと考えるが…!?