5/4(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「時間よ動け~っ!!」
「時を走れ!タイム借り物競走」
時間を自由自在に止められちゃう?!
「時間よ動け~っ!!」
宿題がなかなか終わらないことをドラえもんに指摘(してき)され、腹(はら)を立てるのび太のもとに、ジャイアンから早く野球に来いと電話がかかってくる。ママに宿題は帰ってからやると言い、あわててかけつけたのび太だったが、試合で失敗をくり返し、ジャイアンから「のろま!」とどなられてしまった。
さらには帰り道に会ったしずかから、かしていた本を返してほしいと言われ、まだ読み終えていないと答えたところ、本を読むのがおそいと言われてしまうのび太。どうせ自分はのろまだと落ちこんで泣き出すのび太を見たドラえもんは、さすがにかわいそうになり、自分たち以外のすべての時間を自由に止めることができる『タンマウォッチ』を取り出す。
これを使えば、宿題にどんなに時間がかかっても平気だと言って、タンマウォッチをのび太にわたすドラえもん。ところが、のび太はドラえもんが止めるのも聞かず、タンマウォッチを持って外に出ると、時間を止めたすきにジャイアンとスネ夫の顔とおなかに落書きをして…!?
(「時間よ動け~っ!!」てんとう虫コミックス 第24巻より)
運動会の練習で世界中をタイムスリップ!
「時を走れ!タイム借り物競走」
明日の運動会でやる借り物競走の練習をするのに、何かいい方法はないかとのび太たちに相談されたドラえもんは、『タイム借り物競走キット』を取り出す。これは、時空をワープし、カードに書いてあるものを過去(かこ)から借りてきてゴールを目指すという、借り物競走をしながら、過去の歴史(れきし)も学べる未来の道具なのだという。
さっそく、のび太としずかチーム、ジャイアンとスネ夫チームに分かれて借り物競走がスタート。まずは『ほんやくコンニャク』を食べるところで、うまく食べられなかったのび太・しずかチームが引いたのは、西暦(せいれき)648年のバクダットにあるアラビアのランプを借りるというカード。言葉が通じない二人は悪戦苦闘(あくせんくとう)することに…!
一方、1956年の東京で、洗濯(せんたく)板を借りるというカードを引いたジャイアン・スネ夫チームは、すぐに洗濯板を見つけるが、勝手に持ってきてしまったためやり直しになってしまう。はたして、勝利をつかむのはどちらのチームなのか…!?