7月29日(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「正義のパトカー」
「22世紀で夏休み」
面倒くさすぎる正義の味方!?
「正義(せいぎ)のパトカー」
道でぐうぜん会ったきげんの悪いジャイアンにとつぜんなぐられてしまうのび太…。さらには、公園でマンガを読んでいた安雄から、いきなりマンガをうばってしまうジャイアン。それだけでなく、空き地でバレーボールをして遊んでいたしずかたちのボールを、しずかたちとは反対方向にけり上げ、リモコン飛行機であそんでいたスネ夫からはリモコンを取り上げ、飛行機を落下させてしまうなどやりたい放題。
ジャイアンから守ってくれる正義の味方はいないかしら…というしずかの発言を聞いたのび太は、ドラえもんに正義の味方を出してほしいとたのみこむ。話を聞いたドラえもんは、まよいながらも『正義のパトカー』を取り出す。とても小さなパトカーだが、どんな小さな悪いことも見のがさず、悪者をやっつけてくれる道具なのだという。
するととつぜん、パトカーのライトが光り出し、サイレンを鳴らして走り出した! のび太たちが後をついていくと、ジャイアンが男の子からキャンディーをうばってしまったところで…!?
(「正義のパトカー」てんとう虫コミックスプラス第3巻より)
ドラえもんが未来に里帰り!
「22世紀で夏休み」
「1日くらい、22世紀に帰ってゆっくりしたら?」とドラミにさそわれたドラえもんは、のび太のことを心配しつつ、ひさしぶりに未来にいるセワシのもとに里帰りすることに。ふだんはのび太の世話でつかれているだろうから、ここではのんびりしていってとセワシに言われたドラえもんだったが、ドラミも出かけてしまい、することもなく落ち着かない…。
そこで、夏休みの宿題でロボットを作るというセワシを手伝うことに。安物の部品しかないとなげくセワシに、おもちゃに液(えき)をたらすだけで本物のロボットに育ってくれるという『キカイソダテール』を取り出す。ところが、液のかけすぎで、ロボットが育ちすぎてしまい、ヨボヨボになってしまった…。
その後も、ドラえもんの出す道具ではうまくロボットを作ることができず、あきれたセワシから、「お願いだから休んでいて」と言われてしまうドラえもん。それでも、ついついセワシに手をかしたくなってしまい…!?