6月24日(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「消せ!イ・レーザーポインター」
「ぼくを止めるのび太」
文字を消して大そうどう!
「消せ!イ・レーザーポインター」
先生が家に来ることになり、学校からあわてて帰ってくるのび太。また0点を取ったからなのかと思いきや、のび太が書いた作文がほめられ、それを直接(ちょくせつ)ママに伝えるために来るのだと聞いたドラえもんはビックリ!
ほめられるならいいのでは…と思うドラえもんだったが、実は作文の中でママのことを“おにババ”と書いてしまったのだという。まさかママが読むとは思っていなかったと泣きつかれたドラえもんは、『秘密(ひみつ)書類焼き捨(す)て銃(じゅう)』を取り出すが、先生からほめてもらえるなんてもう二度とないかもしれないとのび太に止められてしまう。
読まれたくないところだけ消すことはできないかと言われ、考えた末に『イ・レーザーポインター』を取り出すドラえもん。この道具から出るレーザーを当てると、文字やもようが見えなくなるらしい。
そこに先生がやって来るが、二人は先生の注意を引きつつ、イ・レーザーポインターをうまくつかって、作文の内容(ないよう)を一部変えることに成功! ところが、調子に乗ったのび太は、イ・レーザーポインターを持ったまま外に出ていき…!?
昔と今ののび太が対決!?
「ぼくを止めるのび太」
家にあそびにきた親せきのおじさんから、二千円ものおこづかいをもらったのび太は、大よろこび! このお金で前から夢(ゆめ)だった“カップめんを10こ買って一気に食べること”をかなえようと思いつく。
ところが、結局は全部食べることができず、ムダにしてしまった…。あきれるドラえもんに、「どうして止めてくれなかったんだ」と八つ当たりするのび太。実は、カップめんを買いに行くとちゅうでスネ夫にプラモデルを見せびらかされ、プラモデルを買うかまよった末に、カップめんを買ったのだった。
後悔(こうかい)しつつも、1時間前の自分にプラモデルを買わせることを思いついたのび太は、ドラえもんが止めるのも聞かず、『タイムマシン』で1時間前へと向かう。
ちょうど、プラモデルとカップめんでまよった末に、カップめんを買いに行こうとする1時間前ののび太を見つけたのび太は、カップめんをやめてプラモデルを買うよう、必死に説得(せっとく)するが…!?
(「ぼくを止めるのび太」てんとう虫コミックスプラス第1巻より)