4月15日(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「実物ミニチュア大百科」
「ジャイアンが飛んできた」
どんな調べものも、これでOK!
「実物ミニチュア大百科」
日食というのは一日中食べているということ?と、とんちんかんなしつもんをするのび太に、思わずズッコケてしまうパパ。そして、日食についてのび太に説明をしてくれるが、のび太がなかなか理解(りかい)できないため、思わず「百科事典で調べなさい!」とさけんでしまう…。
その後、のび太がドラえもんに日食について聞いたところ、『実物ミニチュア大百科』を出してくれた。ドラえもんが背(せ)表紙のボタンをおして「日食」と言った後に表紙を開くと、中が箱のようになっており、そこに太陽、地球、月がうかんで、月食のしくみを再現(さいげん)してくれたため、のび太もようやく理解できる。
これは、ボタンをおして調べたいことを言うだけで、実物のミニチュアが出てくる百科事典なのだという。つづいて、「日本」を調べる二人。すると、辞典の中に、日本列島が出現。しかも、顕微鏡(けんびきょう)で見たところ、なんとスネ夫やジャイアンの家まで再現されていたからビックリ!
その後、のび太は、ライオンとトラ、サメとシャチ、カブトムシとクワガタのミニチュアを出して戦わせてみるが…!?
(「実物ミニチュア大百科」てんとう虫コミックス第30巻より)
テニスラケットで配達ができる!?
「ジャイアンが飛んできた」
スネ夫の家の庭でテニスをしていたのび太は、空ぶりして転んでしまい、しずかの前でスネ夫に大笑いされてしまう…。おこったのび太が家に帰ると、ドラえもんまでテニスラケットをかまえていたからビックリ!
実はそのラケットは、とどけ先を言いながら何かを打つと、それを目的地までとどけてくれる『配達ラケット』というひみつ道具だった。さっそくパパのわすれものをとどけたり、トラックが故障(こしょう)してこまっている宅配(たくはい)便のドライバーさんを助けたり…と、配達ラケットを活用して得意(とくい)顔ののび太。
すると、その様子を見ていたスネ夫が、配達ラケットを使って、買ったばかりのマンガ本を自分の部屋までとどけてほしいと言い出す。というのも、そのマンガ本をねらうジャイアンが、家の前でスネ夫が帰ってくるのを待っているというのだ。
配達ラケットのおかげで、ジャイアンにマンガ本を取られずにすんだスネ夫は、さらに便利な配達ラケットの使い方を思いつくが…!?