2月25日(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
中編作品
「天井うらの宇宙戦争」
を放送!
ゲームが現実になっちゃった!
「天井うらの宇宙戦争」
ドラえもんに出してもらったテレビゲームにあきてしまったのび太は、新しいゲームを出してほしいとドラえもんにたのみこみ、『スペースウォーズ・ゲームセット』を出してもらう。そして、ドラえもんに言われるまま、セットの戦闘機(せんとうき)に足をのせたところ、のび太の体が小さくなって、コックピットに入ったからビックリ! さらに、セットのプラネタリウムのスイッチを入れると、たちまち部屋の中が宇宙(うちゅう)空間に早変わり。のび太はさっそく敵(てき)機を追いかけ、撃(う)ち落とすことに成功する。
ところが、目の前に大きな宇宙船があらわれ、のび太の乗った戦闘機が撃ち落とされてしまった! はじき飛ばされた反動で、元の大きさにもどってしまうのび太。それでも宇宙船が攻撃(こうげき)してきたため、思わず部屋にあったバッドで宇宙船をたたき落としてしまう。
それを見たドラえもんはおこり出すが、その宇宙船はセットにはないものだった。しかも、宇宙船から小さなロボットが落ちて、何かをさけんでいたため、二人は『ほんやくコンニャク』を食べる。すると、ロボットはドラえもんたちにお礼を言い、アカンベーダーにつかまっているというリリパット星のアーレ・オッカナ王女の立体映像(えいぞう)を映(うつ)し出した。
そのロボットはアーレ王女の家来で、アカンベーダーからにげているとちゅうで王女だけがつかまってしまい、地球に不時着。その後、自分もアカンベーダーの部下につかまってしまい、基地(きち)に連れて行かれるとちゅうで、宇宙船がのび太の家にまよいこんだらしい。
ロボットの話を聞いたのび太は、いますぐアーレ王女を助けに行こうと言い出すが…!?
(「天井うらの宇宙戦争」てんとう虫コミックス第19巻より)