1月7日(土)ごご5時からの
『ドラえもん』は
「宝さがしペーパー」
「カッカホカホカ」
なぞトキ!おとしだま探し
「宝さがしペーパー」
お正月。パパから用意したお年玉が見つからないと言われたのび太はガッカリ…。そこでドラえもんは、大事なものをさがすときに使う『宝さがしペーパー』を取り出す。紙を広げ、ストーブなどの熱に近づけてあぶり出すと、文字がうかび上がり、さがしもののありかがわかるのだという。
ところが、出てきた文字は「あたたかい池の近くにすむふたごの家にかくしてある」というまったく意味の分からない内容だった…。必死に考えるのび太とドラえもん。すると、ドラえもんがあたたかい池はお風呂のことではないかと思いつく。そして、洗面台のかがみのうらのたなの中から見事にお年玉を発見! ぶじお年玉をもらえてひと安心するのび太たち。
その後、外に遊びに行こうというドラえもんに、お年玉をたくさんくれるのび郎おじさんがまだだと答えるのび太。そこで、宝さがしペーパーを使って、のび郎おじさんがどこにいるのかを調べてみることに。すると、「黒い森」や「さばくのむこう」など、またもやなぞの文字がうかび上がって…!?
(「宝さがしペーパー」てんとう虫コミックスプラス第4巻より)
怒れば怒るほど、あたたかい
「カッカホカホカ」
風の強い寒いある日、のび太が歩いていると、オドオドくんが家の門の前にぼんやりと立っていた。おじいさんのきげんが悪くて中に入れないのだという。オドオドくんに同情するのび太だったが、家に帰るとストーブがついておらず、部屋は寒いまま。ストーブ用の灯油が切れているにもかかわらず、灯油屋さんも休みだというのだ。
さらにはコタツもこわれていると聞き、怒り出すのび太。その様子を見たドラえもんは、ポケットから何かを取り出し、コンセントのようなものをのび太のおなかに差しこむ。すると、のび太の怒りがあっという間におさまり、その道具が温かくなったからビックリ! これは『カッカホカホカ』というひみつ道具で、怒りのエネルギーをすい取り、熱エネルギーに変えてくれるのだという。
ところが、すぐに冷えてしまったため、ドラえもんはカッカホカホカを手にママのところへ。のび太がママのメガネをこわしたことや、おつりをごまかしたことなどを告げ、ママを大激怒させて…!?
(「カッカホカホカ」てんとう虫コミックスプラス第6巻より)