10月1日(土)ごご5時からの『ドラえもん』は
「かくれん棒」
「大富豪のび太」
家にいながら家出しよう!
「かくれん棒」
いっしょに遊ぼうとしずかの家をたずねるのび太。すると、しずかは出木杉と光の屈折を利用した実験をしていた。出木杉の説明を楽しそうに聞くしずかだったが、のび太にはまったく理解できず、思わずその場から去ってしまう。
その後、ジャイアンとスネ夫から野球にさそわれたのび太は、気が乗らずにことわるが、生意気だと言われて追いかけられてしまう…。さらに家に帰るなり、テストの結果が悪かったことについてママからお説教を受け、何もかもがイヤになるのび太。
ドラえもんに「家を出ないで家出をする道具を出してほしい」とたのんだところ、『かくれん棒』を出してくれた。これは、光線をねじ曲げる道具で、この棒を持っている人は消えたように見えるのだ。
さっそく、かくれん棒を持ったまま、ママが食べていたおせんべいを勝手に食べたり、ママの前でテレビをつけたり、といたずらを始めるのび太。調子に乗ったのび太は、ドラえもんが止めるのも聞かず、そのまま外に出ると、先生にもいたずらをしかけて…!?
(「かくれん棒」てんとう虫コミックス第42巻より)
スネ夫よりお金持ちに…?
「大富豪のび太」
手に取ったマンガ本から一万円札を発見したのび太は、大よろこび! おじさんからもらったお年玉をはさんだままわすれていたのだ。思わず、ドラえもんに『夢たしかめ機』を出してもらい、夢かどうかを確認してしまうのび太。
「これで何を買おうかな」とはしゃいでいると、パパとママが、物の値段が安かった時代について話しているのが聞こえてくる。昔は一円の百分の一の一銭でも物が買えたことを知ったのび太は、『もしもボックス』を使い、自分の持っている一万円はそのままで、物価の安い世界に変えることを思いつく。
『もしもボックス』のおかげで大金持ちになったのび太は、さっそく本屋へ。マンガ10さつを買っても、49円の千分の一の「4銭9厘」と言われ、大こうふんで一万円札を出すが、そんな大きなお金のおつりはないとことわられてしまう。
その後も一万円が使えず、こまったのび太は一万円を銀行にあずけることに。そして、10円だけおろすと、好きなだけ買い物を楽しむが…!?
(「大富豪のび太」てんとう虫コミックス第32巻より)