7/16(土)ごご5時からの『ドラえもん』は
「ちっちゃくても出木杉」
「たとえ胃の中、水の中」
のび太がミニチュアにしたのは…?
「ちっちゃくても出木杉」
商店街にあるカプセルトイの販売機でミニチュアのシークレット商品を出したのび太は大よろこび! ところが、それを見たスネ夫は、動かないとケチをつけ、自分が持っているミニチュアは全部本物みたいに動くとじまんを始める。
くやしがるのび太から話を聞いたドラえもんは、『まるごとコピーカム』というビデオカメラのようなものを取り出す。ためしにママが使っているそうじ機の動画を撮るドラえもん。すると、ミニチュアのそうじ機が出てきたからビックリ!
ドラえもんによると、このカメラで動画を撮ると、かんたんに手のひらサイズのミニチュアができるのだという。しかも、小さくても本物と同じ性能を持っているという。さっそく、家の中にある洗たく機やせん風機、電子レンジなどの家電のミニチュアを作ったのび太は、まるごとコピーカムを手に外へ。
工事現場にあるショベルカーなどのミニチュアを作ると、スネ夫に見せびらかしに行くのび太。くやしがるスネ夫を見て満足した後、家に帰ったのび太は、ママから夏休みの宿題をやるように言われ、あることを思いつく…!?
潜水艦でしずかちゃんの体の中に!
「たとえ胃の中、水の中」
しずかがこまりはてた顔で相談にやって来る。なんと、おやつのピーナッツとまちがえて、ママの大切な宝石を飲みこんでしまったというのだ! しかもかなり高級な宝石なのだという。
しずかの話を聞いたドラえもんは、『瞬間移動潜水艦』を取り出す。『スモールライト』で体を小さくしたドラえもんとのび太がこの潜水艦にのりこみ、しずかの口から胃の中に入って、宝石を取ってくればよいと考えたのだ。
二人を口に入れるの?とはずかしがるしずかだったが、ほかに方法がないと言われ、しかたなく小さくなったのび太たちを潜水艦ごと口に入れ、ジュースで飲みこむ。
あっという間にしずかの胃の中に到着するのび太たち。ジュースの中へともぐっていくが、たくさんのピーナツがゴロゴロしており、なかなかうまく進んでいくことができない。ようやく見つけた宝石にもうまく近づけないため、しずかに動いてもらおうと考える。
ところが、しずかがちょうど寝転がったところで、部屋にママが入ってきて…!?
(「たとえ胃の中、水の中」てんとう虫コミックス第10巻より)