4/9(土)ごご5時からの『ドラえもん』は
「いただき小ばん」
「どくさいスイッチ」
動かなくても移動が楽ちん♪
「いただき小ばん」
のび太から歩かないでどこへでも行ける道具はないかと聞かれたドラえもんは、『いただき小ばん』を取り出す。これを体につけると体が小さくなり、まるでコバンザメのように、何かにくっついてどこにでも移動ができるというのだ。
ドラえもんの説明が終わらないうちに、いただき小ばんをせなかにつけて小さくなったのび太は、そのままドラえもんのせなかにくっつく。そして、ドラえもんが階だんを下りたとたん、せなかから飛び下り、元の大きさにもどったのび太は、なんとトイレにかけこんでいく…。
あきれはてたドラえもんは、のび太にいただき小ばんを返すようにと言うが、のび太はにげるようにママのせなかにくっついて、そのまま外に出てしまった。その後、とちゅうでママのせなかから下りたのび太は、しずかのせなかにくっつく。
その様子を見かけたドラえもんはしずかを追いかけるが、何も知らないしずかがおどろいてふりはらってしまったため、かべに激突して…!?
(「いただき小ばん」てんとう虫コミックス第13巻より)
のび太が世界を支配する!?
「どくさいスイッチ」
野球の試合で失敗したのび太は、おこったジャイアンに追いかけられ、ひどい目にあってしまう。ドラえもんは「もうそんな目にあわなくてすむように練習しよう」とはげますが、のび太は「ジャイアンさえいなければ…」とつぶやく。
それを聞いたドラえもんは、未来の独裁者が作らせたという『どくさいスイッチ』を取り出す。このスイッチをおすと、じゃまな人間をかんたんに消すことができるというのだ。あまりにもおそろしい機能に、いったんは使うことをためらうのび太だったが、ふたたびジャイアンに追いまわされ、とっさにスイッチをおしてしまう。
すると、次の瞬間、ジャイアンのすがたが消えてしまった! さらには、しずかやジャイ子までがジャイアンのことを知らないと言い出して…!?
(「どくさい」てんとう虫コミックス第15巻より)