12/31(金)ごご4時30分〜
「大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル!!」
「煩悩を追い払え!」
「さようならドラえもん」
あばよ2021!ジャイアンリサイタルもお楽しみに!
のび太の煩悩が大爆発!?
「煩悩を追い払え!」
年末、ママにたのまれた大そうじもせずに出かけてしまったのび太をさがしに行くドラえもん。どうにかのび太を連れて帰ってくるが、寝転がってマンガを読み始めてしまう。ママからそうじが終わらないとお年玉もなしだと言われ、あわててそうじを始めたかと思えば、今度は出てきたおもちゃで遊び出すのび太にあきれ果てるドラえもん。
誘惑が多すぎると言いわけされたドラえもんは、『ぼんのうボウシ』を取り出すと、のび太の頭にかぶせる。すると、ぼうしから、雲のようなものが出てきて、こたつでマンガを読んでいるのび太の映像があらわれる。
さらに、おやつを食べるのび太、テレビを見るのび太、こたつで昼寝をするのび太の映像も…。そして、それら4つの雲がひとつにまとまり、お寺の鐘のような形になったからビックリ! ドラえもんがそれをハンマーでたたいたところ、のび太がテキパキとそうじを始める。
ドラえもんによると、これでのび太の煩悩が追いはらわれたのだというが…!?
感涙の名作…!ドラえもんとのび太の友情物語
「さようならドラえもん」
ジャイアンをおこらせてしまったのび太は、いつもの調子で「ケンカが強くなる道具を出して」とドラえもんをたよるが、「ひとりでできないケンカならするな!」とおこられてしまう。さらには、「勝てるように努力すればいい」といつになくきびしい言葉を続けるドラえもん。
いつもと様子のちがうドラえもんにのび太がとまどっていると、ドラえもんは「22世紀に帰らなくちゃいけないんだ。そして、もう二度とこっちには来られない」と言い出す…。
それを聞いたのび太は、「ぜったいにいやだ!」と大反対。泣きながら家を飛び出してしまうが、むかえに来たパパから、「ドラえもんだって同じくらいつらいんだ」と言われ、笑顔で送り出そうと決心する。
夜、家族そろっての送別会が終わった後、出会ったころの話をするのび太とドラえもん。なかなかねむれない二人は空き地まで散歩することに。「本当にひとりでだいじょうぶ?」と心配するドラえもんに、「ひとりでちゃんとやれるから心配しないで」と、せいいっぱい強がってみせるのび太だったが…!?
(「さようなら、ドラえもん」てんとう虫コミックス 第6巻より)