8/7(土)ごご5時からの『ドラえもん』は
「眠って発電!のび太電力」
「きもだめしめがね」
昼寝で大活躍!?
「眠って発電!のび太電力」
みんなが朝ご飯を食べ終わったころにようやく起きたのび太は、今日がたん生日であることに気づき、「今日からりっぱな人間になるぞ!」と宣言。さっそく夏休みの宿題をやろうと部屋にもどるが、しばらくしてドラえもんが部屋に行くと、早くも昼寝していた…!
勉強しようとするとねむくなると言いわけをするのび太にあきれるドラえもんだったが、またもや昼寝し始めたのび太を見て、『オヒルネーター』を取り出す。そして、のび太がまくらにしているざぶとんにオヒルネーターを取り付けたところ、ものすごいいきおいでメーターが回り始め、ざぶとんが光り出した!
目を覚ましたのび太は、起きて宿題をやろうとするが、なぜかそのまま寝ているようにと言うドラえもん。実はこのオヒルネーターは、寝ている間のエネルギーを電気として取り出すことができる発電機なのだという。
ためしに、すい飯器や電気ポットにつなげたところ、あっという間にご飯がたけ、お湯がわいたからビックリ! のび太が作った電力は、せんたく機を動かすこともでき、ママに感謝される。
そんな時、家の前でスネ夫のいとこの電気自動車がバッテリー切れになってしまったようで…!?
街中におばけがいっぱい!?
「きもだめしめがね」
パパから、スーパーのある場所が、昔はお墓だったと聞いたのび太。昼間でもさびしい場所で、夏の夜はよくきもだめしをしたと聞き、今はどこも明るくなって、きもだめしなどできなくてよかったとホッとする。
ところが、それを聞いたドラえもんが、ポケットから『きもだめしめがね』を取り出す。このめがねをかけると、まわりの世界がこわ~く見えてくるというのだ。ためしにのび太がかけてみたところ、自分の部屋が、暗くてこわい夜の森の中に見えてきたからビックリ!
しかも、のび太がふり向くと、そこには巨大な化けダヌキのすがたがあり、おどろいたのび太は思わずさけんでしまう。ところが、のび太が化けダヌキだと思ったのはドラえもんで、“タヌキ”と言われたことにドラえもんは大激怒! 二人はケンカになってしまった…。
その後、きもだめしめがねのことを知ったジャイアンとスネ夫が、きもだめしめがねをかけたまま町内を一周するきもだめし大会を開くと言い出して…!?
(「きもだめしめがね」てんとう虫コミックスプラス第3巻より)