6/26(土)ごご5時からの『ドラえもん』は
「ロックロックハンマー」
「よかん虫」
大事なものをロック!
「ロックロックハンマー」
テストでまたもや0点を取ってしまったのび太。学校からの帰り道、テストをどこにかくそうかと考えながら歩いていると、後ろからスネ夫がやってくる。のび太の点数をバカにし、自分の点数をじまんするスネ夫。
家に帰ったのび太は、ママからテストのことを聞かれるが、なんとかごまかして自分の部屋へ。すると、部屋のまん中に、「高級どら焼き」と書かれた箱を発見! 思わずふたを開け、食べようとするのび太だったが、中に入っていたのは、なんと丸い石だった!
ちょうどそこにもどってきたドラえもんによると、のび太に食べられないよう、『ロックロックハンマー』でどら焼きをロックしていたのだという。このハンマーは大事なものをロックしてくれるひみつ道具で、ハンマーのとがったほうでその石をたたいたところ、中からどら焼きが出てきた!
一度ロックがかかったら、戦車でひいてもダイナマイトで爆破してもびくともしないと聞いたのび太は、ママに見つからないよう、テストをロックしてしまうが…!?
予感したことが現実に!?
「よかん虫」
ひざをかかえて落ちこむのび太に、何かいやなことがあったのかと声をかけるドラえもん。すると、のび太は「いやなことはこれから起こる」とこたえる。まぶたがピクピクしているときは、いやなことが起こる前ぶれらしい。
あきれたドラえもんは、気分転換のためにのび太を外に連れ出そうとするが、のび太は「虫の知らせ」だと言って動こうとしない。すると、ママからも「ゴロゴロしてばかりいないで外に遊びなさい」とおこられてしまい、のび太はやっぱり予感が当たったと言い出す…。
そんなのび太にあきれはてたドラえもんは部屋を出るが、のび太は気にせずマンガを読み始める。すると、星うらないでいいことばかりが書いてあるのを見て、大よろこび! 何かいいことがありそう…と出かけることに。
家の前にいたドラえもんは、『よかん虫』を取り出す。何かが起きそうな予感がすると、この虫が頭に止まり、羽を鳴らすと、その予感が本当のできごとになるらしい。その直後、よかん虫がのび太の頭にとまるが…!?
(「よかん虫」てんとう虫コミックス12巻より)