野球に出かけようとしたのび太とドラえもんは、ママによび止められ、お客さんの子・みっちゃんといっしょにあそんであげなさいと言われてしまう。すると、みっちゃんが家から持ってきた人形で遊びたいと言い出した。人形あそびなんて…と、二人はことわろうとするが、みっちゃんに泣かれてしまい、しかたなく庭で人形とおままごとをすることに…。

そんななか、スネ夫がのび太たちをむかえに来る。人形あそびをしているところをスネ夫に見られたくない二人は、遊ぶのをやめてかくれようとするが、またもやみっちゃんが泣き出したため、しかたなくふたたびあそび始める。すると、のび太たちを見つけたスネ夫が、みんなも連れてくると言い出した！

のび太たちはあわてて家の中ににげこむが、またもやみっちゃんが泣き出し、ママからおこられてしまう。こまったドラえもんは、人形の中に入れると、人形が動き出す『ほねぐみロボット』を取り出す。これで、みっちゃんにひとりであそんでもらい、のび太たちは野球に行くことにするが…！？
（「人形あそび」てんとう虫コミックス10巻より）



感動ストーリー！
「かわいい石ころの話」

飼い主の帰りを待ち続ける犬の映画を見て、感動したのび太は、自分も犬を飼いたいと考えるが、ママにあっさりことわられてしまう。そんなのび太のためにドラえもんが取り出したのは、石にぬってよくみがくと、その石が犬みたいになるという『ペットクリーム』。

最初はうたがっていたのび太だったが、庭にあった黒い石にペットクリームをつけてみがいたところ、まるで本物の犬のようにあまえてきたからビックリ！ 自分になつく石に愛着がわいてきたのび太は、“クロ”と名づけ、かわいがり始める。

その後、しずかとジャイアン、スネ夫にもペットクリームを分けてあげるドラえもん。すると、しずかはきれいな水晶玉を、ジャイアンは漬物石を、スネ夫はなんと大きな庭石をペットとして連れてきた。石のペットたちと楽しく遊ぶみんな。

ところがその夜、ボロボロになったスネ夫がやってくる。スネ夫のペットの庭石“サムソン”が大あばれしてしまい、ママからすててくるように言われたスネ夫は…！？
（「かわいい石ころの話」てんとう虫コミックス37巻より）