2017.06.14
来年の春休みは大海原で大冒険!
「映画ドラえもん のび太の宝島」
2018年3月公開決定!
2018年3月公開決定!
2018年3月公開『映画ドラえもん』38作目のタイトルは
『映画ドラえもん のび太の宝島』に決定!
本作を手がけるのは、TVアニメ『ドラえもん』の演出を数多く手がけ、今作で初の映画シリーズの監督を務める今井一暁。そして脚本は、「君の名は。」「バケモノの子」など映画プロデューサーのみならず、「世界から猫が消えたなら」「四月になれば彼女は」など小説家としても活躍している川村元気が担当します。
前作の舞台となった南極とはまた違った大自然が舞台となる本作。同時に解禁されたイメージ画では、ドラえもんたちの眼前に光り輝く大海や、どこまでも広がる青い空と白い雲が印象的!なにやら海賊船も見えるなかでドラえもん・のび太・しずか・ジャイアン・スネ夫は夢と希望に満ち溢れた笑顔で、訪れる冒険を待ち侘びています。大海原を駆け巡るドラえもんたちに訪れる大冒険は一体…来年3月の公開まで目が離せません!
新たな魅力でお届けする『映画ドラえもん のび太の宝島』に是非ご注目ください!
監督・今井一暁 <コメント>
「宝島」———原作者スティーヴンソンが子どもたちに話して聞かせたこの物語は、国も時代も超えて世界中の人をワクワクさせ続けてきました。果てしなく広がる水平線の向こうに一体何があるのか?しかし今、地球は子どもたちの手のひらの中で、くるくるとスクロールし寄ったり引いたり思いのまま。「宝島」の魔法はもうすっかり消えてしまったのか?いや、形を変えて今も存在しているはず。2018年3月、どこかにある宝島を、ドラえもんとのび太くんたちと一緒に探しに来てください。
<プロフィール>
1976年東京生まれ。マッドハウスに入社し、『かいけつゾロリ』などの作品に原画で多数参加。初コンテがテレビアニメの「ドラえもん」。初監督作品が川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムで上映された『21エモン』と、藤子F作品と馴染みが深い。劇場公開アニメ『パロルのみらい島』(アニメミライ2014)にて監督をつとめ、今作は劇場公開作品としては2作品目の監督作となる。
主な作品としては、『ドラえもん』(絵コンテ、演出 2005~)、『ポルフィの長い旅』(作画監督、キャラクター補佐 2008)、『戦場のヴァルキュリア』(演出、作画監督補佐 2009)、『君に届け2ND SEASON』(演出、原画 2011)、『21エモン&ドラえもん ようこそ!ホテルつづれ屋へ』(監督 2012)、『パロルのみらい島』(監督 2014)、『少年ハリウッド』(絵コンテ、演出、原画 2014~2015)、『劇場版 弱虫ペダル』(パート演出2015)がある。
脚本・川村元気 <コメント>
一番尊敬する作家は誰ですか?そう問われた時に必ず、藤子・F・不二雄先生ですと答えていました。大人も子どもも楽しめる物語のなかに、簡潔に科学や哲学が盛り込まれていて、笑ったり泣いたりしているうちに、心の中に深く刻まれている。そんな「すこしふしぎ」な世界にずっと憧れていました。『君の名は。』のような映画を作る時も、『世界から猫が消えたなら』のような小説を書く時も、いつも指標としていたのがF先生の世界でした。
今回、藤子プロさんからオファーを頂き「映画ドラえもん」の脚本を書くにあたり、まず21世紀の子どもたち、そしてかつて子どもだった大人たちへ、新しくも王道のドラえもんを届けたいと思いました。そこでモチーフとしたのが「宝島」でした。ずっと読み継がれ、語り継がれてきた冒険物語をドラえもんの世界で描く。そして太平洋に誕生した「新しい島」のニュースがそれに結びついた時に、ひとつの物語が浮かびました。 『のび太の宝島』という「恐竜」以来の短いタイトルですが、そこに鮮烈かつ王道の物語を詰め込んだつもりです。いま、最強のスタッフが集結して映画が生まれつつあります。来年春に誕生する「新たな宝島」に、ご期待いただけると幸いです。
<プロフィール>
1979年横浜生まれ。『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』『バクマン。』『君の名は。』『怒り』などの映画を製作。2010年、米The Hollywood Reporter誌の「Next Generation Asia」に選出され、翌2011年には優れた映画製作者に贈られる「藤本賞」を史上最年少で受賞。2012年に初小説『世界から猫が消えたなら』を発表し、同作は130万部突破の大ベストセラーとなった。2013年には絵本『ティニーふうせんいぬのものがたり』を発表し、同作はNHKでアニメ化されたのち映画化。その後、絵本『ムーム』を発表。同作はピクサーのアートディレクターとして数々の作品を手掛けたRobert Kondo&Dice Tsutsumi監督によりアニメ映画化され、全世界で32を超える映画賞を受賞した。その他の著書として小説『億男』『四月になれば彼女は』、対話集『仕事。』『理系に学ぶ。』『超企画会議』など。