ドラえもんチャンネル

どこでもドア
2017.06.13
2017秋開催!!新たに11組の参加アーティストが決定!!
現代アート×ドラえもん
「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」制作リポートvol.1

    第2弾発表!新たに11名のアーティストが参加決定!!
    クワクボリョウタ、後藤映則、近藤智美、坂本友由、シシ ヤマザキ、篠原 愛、中里勇太、中塚翠涛、山口英紀+伊藤 航、山本竜基、れなれな

    ■第1弾発表済みアーティスト
    会田 誠、梅 佳代、小谷元彦、鴻池朋子、佐藤雅晴、しりあがり寿、西尾康之、蜷川実花、福田美蘭、町田久美、Mr.、村上 隆、森村泰昌+コイケジュンコ、山口 晃、渡邊 希

    「あなたのドラえもんをつくってください」をテーマに、
    参加アーティストたちは現在作品を鋭意制作中!

    開催までの期間、アーティストの制作現場からのレポートなども交えて、さまざまなニュースをお伝えします。
    今回は参加アーティストの中から、鴻池朋子さん、佐藤雅晴さん、西尾康之さんの制作風景をリポートします。


    鴻池朋子さん(美術家)
    絵画、彫刻、アニメーション、絵本などさまざまな手法を駆使したインスタレーションで現代の神話を描き続けている鴻池朋子さんは、縫い合わせた牛皮に絵を描き、まるでラスコーの壁画のような皮の洞窟を出現させます。
    しずかちゃんという登場人物の謎をモチーフに、ドラえもん漫画の創造の始まりを探ります。
    雪山でドラえもんの歌を歌う、新作映像も上映します。

    佐藤雅晴さん(美術家)
    自ら撮影した動画や写真をトレースしてアニメに置き換え、映像の中に紛れ込ませる映像作品で知られる佐藤雅晴さん。
    現代の東京で「未来」を探すドラえもんの映像作品を制作中です。
    ドラえもんの着ぐるみが東京の各地を歩く様子を撮影し、ドラえもんだけをアニメーション化して実写の映像と重ね合わせます。
    明るい未来を描き出してくれたドラえもんが、今の世界を見たらどんな風に思うだろうか…。その心情を想像してもらうことが狙いです。

    西尾康之さん(現代美術家)
    身長180cm(台座含め高さ210cm)のドラえもんの彫刻を制作しています。
    前面はおなじみのドラえもんですが、背面はドラえもんの中身を機械的に造形しています。
    この巨大ドラえもんの前面・背面の両面に、3DCGのプロジェクションマッピングを投影し、本作品は完成します。
    西尾さんにとってドラえもんは、幼少期からとても親しんでいたキャラクターで、マンガという紙媒体の中にしか存在しない「確かなれども儚い」友人であったそうです。
    そんなドラえもんの「稀薄性」を、彫刻=実像、3DCG=虚像との共存によって表現しています。

    【開催概要】
    会期:2017年11月1日(水)〜2018年1月8日(月・祝)会期中無休
    会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
    監修:山下裕二(美術史家、明治学院大学教授)

    詳しくは公式HPを御覧ください

    どこでもドア
    ドラえもんチャンネル