パパ、走り出したら止まらない！
「暴走ランナーパパ」 　健康のためにランニングをすると言って、トレーニングパンツや運動靴まで買ったのに、すぐやめてしまったパパ。「健康のためにパパにはランニングは続けてほしい」というのび太の言葉を聞いたドラえもんは、『ムリヤリトレパン』を取り出す。これをはくと、走る気が無くても走らずにはいられなくなるらしい。
　「ぜったいに走らない」と意地になっていたパパだったが、ムリヤリトレパンをはいたとたん、ママにへそくりが見つかってしまい、逃げ出すハメに…。
　一方、ドラえもんはゴロゴロしているのび太にもムリヤリトレパンをはかせようとするが、のび太のひと言でつい自分がはいてしまい…！？
（てんとう虫コミックス ドラえもん第１７巻「ムリヤリトレパン」より）

これで忘れ物が無くなる!?
「カルガモエッグ」 　テストの日にふで箱を忘れ、先生にしかられてしまうのび太。どうしたら忘れ物をしなくなるだろう…と考えながら帰宅すると、ドラえもんの後ろを、なんと野菜や洗剤などドラえもんが買った物たちついてきた！
　ドラえもんによると、ひみつ道具の『カルガモエッグ』を使ったのだという。これを使うと、生き物ではない無生物たちも、カルガモの赤ちゃんのように最初に見た人を親だと思って、後ろをずっとついてくるようになるというのだ。
　それを聞いたのび太は、教科書やノート、ふで箱など学校に持って行かなくてはいけない物に、カルガモエッグを使うことを思いつくが…。