10/24(土)ごご5時からの『ドラえもん』は
「誕生!?大統領のび太」
「マッド・ウオッチ」
スネ夫と選挙で対決!
「誕生!?大統領のび太」
ママのお手伝いをしておこづかいをもらおうとたくらむのび太だったが、ママに見すかされてしまい、ガッカリ…。おこづかいという制度(せいど)はだれが決めたんだろう…とつぶやくのび太に、ドラえもんは「ちがうルールを作ってみる?」と言い、『大統領(だいとうりょう)の本』を取り出す。アメリカ大統領の就任(しゅうにん)式の宣誓(せんせい)のように、この本に手を置いて新しいルールを言うと、すぐに実現(じつげん)できるのだという。
さっそく、本に手を置いて「野比(のび)のび太は大統領になります」と宣言するのび太。そして、ためしに「子どもたち全員に千円を配る!」と宣言したところ、ママが千円をくれたからビックリ!
その後、空き地に向かい、同じように千円のおこづかいをもらったみんなと会ったのび太は、自分がそのルールを作った大統領であると明かし、ドラえもんが大統領の本のひみつを打ち明ける。それを聞いたみんなも大統領になりたいと言い出したため、出木杉の提案(ていあん)で、選挙で決めることにするが…!?
時間の流れが変わる?
「マッド・ウオッチ」
またもやママからお説教をされるのび太。ママの言うことなど聞かずに、早く終わることだけを考えていたのび太は、足がしびれてしまい、トイレだと言ってにげ出してしまう。そして、部屋の外にいたドラえもんに、どうにかしてこのお説教からのがれられないかとたのみ込む。
もうすぐしずかが遊びに来る時間だから助けてほしいと言われたドラえもんは、しかたなく『マッド・ウオッチ』を取り出す。これは、身の回りの時間の流れを早くしたりおそくしたりできるひみつ道具で、ためしに60倍にしてボタンをおしたところ、マッド・ウオッチを持っているドラえもんと、ドラえもんにふれているのび太には何の変化もないのに、時計やテレビの画面は早送りになっていたからビックリ!
しかも、まどの外を見ると、夕方になっていた…。あわてるのび太だったが、外に出てみると、なんと外はまだ明るいまま。部屋の中だけ時間がすぎていたのだ。そして、ドラえもんがボタンをひねると、部屋の中も元にもどる。
ふたたびママによばれたのび太は、マッド・ウオッチを20倍にしてみるが…!?
(「マッド・ウオッチ」てんとう虫コミックス第8巻より)