2/29(土)ごご5時からの「ドラえもん」は
「記念日シール」
「やりすぎ!のぞみ実現機」
4年に一度の記念日!
「記念日シール」
みんなにカレンダーを見せながら「2月は2日8までなのに、このカレンダーは29日まである。まちがえだ」と言い出すジャイアン。のび太だけが「本当だ!」と反のうするが、みんなは苦笑い…。スネ夫から“今年は4年に一度のうるう年”と言われたジャイアンは、「そうだった、“うるうる”だった!」と答え、のび太も同意してしまう。
見かねた出木杉がうるう年について説明してくれるが、スネ夫に笑われ、はずかしくなる二人…。さらにドラえもんにも大笑いされたジャイアンはおこり出してしまう。のび太からも、うるう年がわかりにくいからいけないんだと言われたドラえもんは、記念日の名前を書いてカレンダーにはると、その通りの日になるという『記念日シール』を取り出す。
さっそく、シールに「うるうるの日」と書き、カレンダーにはるジャイアン。すると、パパやママがささいなことに大げさに感動し、テレビのニュース番組でも、各地でうるうると感動している人たちを紹介(しょうかい)。のび太とジャイアンは、みんなの変わりようについていけず…!?
願いは叶う!?
「やりすぎ!のぞみ実現機」
ラーメンを食べるために、冬の北海道に行ってきたとじまんするスネ夫。うらやましがるジャイアンやしずかとは対照的に、のび太はまったく興味(きょうみ)をしめさない。というのも、先生から「明日のテストが50点以下だったら、1年生からやり直しさせる!」とおこられてしまい、それどころではなかったのだ!
落ちこんだのび太が家に帰ると、ドラえもんがどんなのぞみでも自然な形でかなえてくれるという『のぞみ実現機(じつげんき)』をいじっていた。そして、「どら焼きをおなかいっぱい食べたい」とリクエストしたところ、つくえの中からドラミがあらわれ、巨大(きょだい)などら焼きをおみやげに持ってきたからビックリ!
その様子を見たのび太は、「調節がむずかしいからキミには使いこなせない」とドラえもんが止めるのも聞かず、のぞみ実現機のスタートボタンをおしてしまう。まずは「ジャイアンをやっつけて」とオーダーしてみるのび太だったが…!?
(「やりすぎ!のぞみ実現機」てんとう虫コミックス第42巻より)