「ドラえもん」の思い出やエピソードがあれば教えてください。

「ドラえもんが私の目の前に現れてくれますように……」
小学生のころ、毎年初詣でお願いしていました。「ドラえもん」のコミックスにめちゃくちゃハマっていて、ドラえもんにうちに来てもらいたくてしかたなかったんです。
笑って泣けるストーリーはもちろん、はっきりしたわかりやすい線で描かれた藤子・F・不二雄先生のかわいい絵がとくに好きでした。ふわっとした線の少女まんがもいっぱい読んでいましたけど、私の好みはこっち。
そんなまんが好きな子どもだったので、自然とまんが家を目指すようになり、六年生の時にまんが部に入りました。そこで描いたのは、やっぱりギャグ!でも、4コマまんがだったのですが、顔の輪郭が全部同じ方向にしか描けなくて……。ケンカのシーンなのに、みんな同じ方向を向いていました(笑)。すぐに才能がないと気づいてあきらめました。でも、そこであきらめていなかったら、お笑い芸人になっていなかったかも(笑)。

のび太は様々な
職業をお試しできる道具で、
まんが家を体験。
(てんとう虫コミックス
『ドラえもん』27巻)

小学生のときと大人になってからでは、欲しいひみつ道具は違いますか?

子どものころは「スモールライト」で小さくなって、友だちの家をのぞき見したいな~なんて考えていました(笑)。けど、今はやっぱり「どこでもドア」かな。去年からニューヨークにも家があるので、一瞬で行ったり来たりできるのは魅力的ですね。でもリアルに存在したら、移動中の休憩時間がなくなっちゃうと思うんですよ。移動の多い仕事をしている忙しい人は、震えあがるかも(笑)。

「スモールライト」で
小さくなったのび太が
ドラえもんの体内へ入ったことも。
(てんとう虫コミックス
『ドラえもん』45巻)