 |
| すごく影響は受けてますね。監督デビュー作の『ジュブナイル※解説参照>>』の脚本は、ネットで流れた「ドラえもん最終回の噂」を聞いて書いたんですよ。その噂は藤子先生が作ったものではないけど、ドラえもんが存在しなければ『ジュブナイル』も存在しなかった。 |
|
 |
小学生のとき、自分でドラえもんのオリジナル・エピソードを作ってノートにマンガを描いていたんですよ。そういう意味では、小説家になったきっかけの一つかもしれません。少し前、『江戸川乱歩※解説参照>>全集』の『大暗室』に解説を書いたんですけど、僕自身は江戸川乱歩と藤子・F・不二雄、この二人に多大な影響を受けていると思いますね。
僕の小説の中では、『八月の博物館※解説参照>>』が一番、藤子先生のテイストが強いです。言葉にすると、“日常からの冒険”かな。近いんだけど遠くまでつながってるっていうか、日常のすぐ近くに新しいものがある。子供って常にそういうものを求めてると思うんですよ。 |
|
 |
| ごく普通の町で、宇宙規模の事件が起きたりしますからね。そういえば、乱歩にも似たような感覚がありますね。「どこにでもある町も、ちょっと引っくり返すと実は…」という形になっている。 |
|
 |
| “日常につながった感覚”は俺も大好きです。子供は外国とか非日常的な場所に簡単には行けないから、「身近に非日常的な世界がある」という感覚は大切だと思うんですよ。例えば、子供のとき押し入れって神秘的に思えますよね。家に屋根裏があるとわかったときは嬉しくて探検しましたよ。 |
|
|
|