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インタビューチャンネル 第5回ゲスト
瀬名秀明さん×山崎 貴さん×芳賀義典さん
Special three-man talks

瀬名さん
1968年、静岡県生まれ。小説家であり、科学者。東北大学薬学部・大学院で研究していた「ミトコンドリア」を題材に、小説『パラサイトイヴ』を発表。この作品で第2回日本ホラー小説大賞を受賞。この作品は映画、コミック、ゲームにもなった。また、ドラえもん、藤子・F・不二雄先生の大ファンであることでも有名。代表作は『BRAIN VALLEY』『八月の博物館』『ロボット21世紀』など。
山崎さん
1964年、長野県生まれ。映画監督。13才の時に「スター・ウォーズ」と「未知との遭遇」に強く影響をうけ、特撮の道にすすむことを決意。阿佐ヶ谷美術専門学校を卒業後、白組に入社。映画、コマーシャルなどでデジタル合成や3DCGを数多く制作。2000年「Juvenile(ジュブナイル)」2002年「Returner リターナー」では映画監督、脚本、VFX担当。
芳賀さん
1957年、福島県生まれ。ロボット研究者。'80年バンダイ入社。'85年頃からロボット玩具の開発に関わる。'97年バンダイロボット研究所所長に。ネコ型ロボット“BN-1”などを開発。現在、「リアルドリーム ドラえもんプロジェクト」を立ち上げ、本物のドラえもんロボットを作ろうと開発に取り組んでいる。


今回のインタビューは、東京・お台場の日本科学未来館で行われたドラえもんとロボットの未来について話し合うイベントで講演された作家の瀬名秀明さん、映画監督の山崎貴さん、バンダイロボット研究所所長の芳賀義典さんにお話を聞いたよ。3人ともドラえもんの大ファン!ドラえもんの思い出や、心に残る作品について話してくれました。  
まず、ドラえもんとの出会いは?

瀬名
 最初は『小学一年生』で読みましたけど、印象に残っているのは『コロコロコミック』の創刊ですね。創刊号から100号目までは、毎号欠かさず買ってました。中学生のとき1年間アメリカにいたんですけど、その間も本屋さんから船便で送ってもらってましたから!(笑)
 初めて買った単行本は、小学4年生のお正月にお年玉で買った第6巻。モチを食べながら読んでたら、醤油をこぼして本が醤油まみれになっちゃった。とても悲しかった記憶があります(笑)。

山崎
 俺も最初は学年誌(『小学一年生』など小学館の小学生向け月刊誌)。『コロコロコミック』が創刊したときは高学年になっていて、近所の小さい子が読んでるのを取り上げて読みました(笑)。ドラえもんだけの雑誌が出たんだ、と思って強烈に印象に残ってますよ。

瀬名
 ドラえもんだけじゃないんだけど、最初は「コロコロコミック」より「ドラえもん」の字のほうが大きかったですからね。

山崎
 単行本を自分で買ったのは大人になってからだけど、当時ももちろん読んでましたよ。俺が子供のころはマンガの単行本は友だちの間を回遊するものだったんで、誰のものって意識はあまりなかった(笑)。

芳賀
 僕はリアルタイムでは読んでないんですよ。みなさんより年上なので(笑)。ドラえもんが誕生した1970年というと、もう中学生になってましたからね。でも藤子・F・不二雄先生のマンガは大好きで、小学生のときは『オバケのQ太郎』のアニメを毎週欠かさず観てました。僕と妹の間では爆発的ブームで(笑)。
 ドラえもんを本格的に読み出したのは、オモチャの会社(バンダイ)に入ってからですが、どの話も短編として完成度が高い。大人になってから読んでも面白いんだから、子供のとき読んだら夢中になったと思いますよ。

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ドラえもんの魅力とは何でしょうか。

瀬名
 基本的にはギャグマンガなんだけど、ときどきシリアスな話があるでしょう。戦艦大和に入って戦う話とか。宇宙ターザンの話に感動して泣いたこともあったなあ。そのギャップが良かったですね。  あと、何といってもひみつ道具が好きでした! 中学か高校のとき、ケント紙を買い込んで、ひみつ道具のカタログ・カードを作ったことがあるんですよ。一つずつペンで模写して、「これは何巻の何ページに載ってる」って解説も入れて…。ドラえもんのトリビアなネタも、いくつかチェックしてます。「スネ夫には弟がいる」とか(笑)。

芳賀
うーん、すごいなあ。

山崎
 俺は子供のとき、「ドラえもん、来てくれ!」って思ってましたね。のび太みたいにピンチを助けてもらうより、一緒に遊びたかった。いろいろ、面白いもの持ってるじゃないですか。「このひみつ道具、こんな使い方もできるのに!」って、いつも考えてました。

芳賀
 そうそう、「もっとうまい使い方あるのになあ」って思うんですよね。「神さまごっこ」とか(笑)。




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