お金持ちの骨川家に育った
スネ夫は、食べ物にも一家言アリ!

一流レストランで
さまざまな料理の味を覚え、
さらには家庭で
その味を再現して楽しむ……。

スネ夫のグルメはこんなに本格的!

おいしいものに目がない骨川家!


骨川家の別荘がある四丈半島は、
休みになるとスネ夫も
よく訪れるおなじみの場所。
ここではボート遊びのほか、
とりたてのサザエアワビ
味わうことができるのも自慢のタネ。

(19巻 P22「海に入らず海底を散歩する方法」)

四丈半島でとれるサザエや
アワビはかなりおいしいらしい。
スネ夫が舌なめずりしながら
ウットリと思い出している

その様子から、本気でおいしいのだろうと
いうことが伝わってくる。

(26巻 P56「アワビとり潜水艦出航」)


そして骨川家の人々は
おいしいものに対してとても行動的!
金曜日の夕方にサッポロラーメン
食べたくなると、急きょ
ジャンボジェットで北海道へひとっ飛び!

こんなことができるのならば
是非やってみたい!
と羨ましいことこの上ない。

(42巻 P143「やりすぎ! のぞみ実現機」)




スネ夫、フランス料理へのこだわり!


大長編といえば、
冒険先で食べる食事も印象的だ。

みんなたいてい
自分の好物を注文するので
「お子さまランチ」や「ラーメン」、
「カツどん」などが定番。
ところが、スネ夫が注文したのは
フィレミニョンステーキ」!
それも「レア」で!

何が食べたいか聞かれてすぐ
こんなメニューが出てくるあたり、
やはりスネ夫は普段から
「フィレミニョンステーキ」を
食べているのだろう。

(大長編ドラえもん 4巻 P40「のび太の海底鬼岩城」)

いったい日常生活のどの場面で
「フィレミニョンステーキ」なんて
食べるんだろう?
と疑問に思って調査したら、
一流レストランで食べたフランス料理
自慢するスネ夫を発見!
コースの中に「フィレステーキ」が
入っているので、連れて行ってもらった
一流レストランで食べていたようだ。

こんなにスラスラとたくさんの
メニューを暗唱できる
のは、
それほど食べた料理がおいしくて
印象に残ったということなのだろう。

(プラス1巻 P12「グルメテーブルかけ」)

そして再び
エスカルゴ・ブルゴーニュ風」の
自慢話をするスネ夫。
しかし、今度のフランス料理は、
なんとスネ夫のママの手作り!!
しかもフルコースを丸ごと作ってしまうとは、
スネ夫のママのスペック天井知らず!!

(42巻 P37「目は口ほどに物を食べ」)

そんなママの影響もあってか、
スネ夫もみんなに
料理の腕をふるった
ことがある。
料理はもちろんステーキ!
ステーキには一家言あるだけでなく、
自分で調理もしてしまうほどの
こだわり
だったのだ。

(大長編ドラえもん 7巻 P130「のび太と鉄人兵団」)


と、ここまできて
「どれだけグルメ気取りで語っていても、
そもそもスネ夫の味覚がアテになるか
わからない
じゃないか」という
疑問が沸く向きもあるだろう。

相手に食べさせると、
相手の食べたものの味をおすそ分け
してもらえるひみつ道具
おすそわけガム」をスネ夫が
食べさせられたことがあった。

楽しみにしていた
おやつのメロンの味を
ひそかにドラえもんとのび太に
かすめ取られてしまったのだが、
この時スネ夫は
「味がうすいような気がするなあ。
いつもの1/3ぐらい」
と発言しているのだ!

ズバリ1/3と感じ取るスネ夫の
味覚の正確さ、凄し!

(11巻 P84「おすそわけガム」)

美食に磨かれた舌を持つスネ夫は、
確かにグルメと呼ばれるにふさわしいのだ!

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藤子ミュージアムでは
2月生まれのスネ夫をお祝いする
バースデーイベントが開催中だよ!

第3回は、2月20日(火)AM10:00ごろ公開予定です。