ドラえもんチャンネル

暗記パン
2017.09.20
11/1開幕[THE ドラえもん展TOKYO2017]
参加アーティストの制作現場からのリポート第2弾です!


本展に向け、現在、参加アーティストは「あなたのドラえもんをつくってください」をテーマに鋭意作品を制作中。今回は、参加アーティスト28組のうち、「映画ドラえもん」を題材に作品を制作する中里勇太さん、中塚翠涛さん、れなれなさんの3名の作品制作を現場からリポートします!

中里勇太さん/彫刻家
中里さんは、『映画ドラえもん のび太の日本誕生』(1989年公開)でのび太が作りだした3匹の架空動物の1つである「ペガ」(ペガサス)を選び、彫刻作品として制作しています。
『のび太の日本誕生』で、のび太がペット大臣となり架空動物を生み出す姿に“クリエイティビティ”を感じたといい、3匹の架空動物の誕生に喜ぶのび太に、「のび太の喜びがキラキラしていて、『ああ、ドラえもんってこんな世界だよね』という雰囲気がよく現れていた」と感じ、今回のモチーフを選んだそうです。
動物を主題として、今にも動き出しそうなほど毛並みまで丁寧に彫り込んだ木彫作品で知られる中里さんにとって、架空の動物を主題にする試みは初めてとのこと。「身体と羽のバランスを、想像と現実のギリギリのところを攻めながら制作した」という作品は、まるで映画の中から飛び出したような不思議な感覚を楽しむことができそうです。

中塚翠涛さん/書家
書家の中塚さんは、『映画ドラえもん のび太の日本誕生』(1989年公開)の世界を屏風に描こうと考えています。
屏風の「右から左に時間が流れていく」という特性を使い、作品の中でキャラクターが現代の日本と旧石器時代を行き来する映画のストーリーを表現します。
中でもテーマを象徴するものとしてペガ、グリ、ドラコを取り上げ、過去から見たり、未来から見たり、全体を見たり、いろいろな見方ができる作品となりそうです。今回、併せて制作しているという「楽えもん」は、ドラえもんと「楽」の字が合わさった、オリジナルのドラえもん。屏風の中にも描かれるという、「楽えもん」にも注目です。

れなれなさん/画家 今回の参加アーティスト最年少で、黒板とチョークを使って作品を制作するれなれなさんは、『映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険』(2007年公開)の世界を描いています。幅2.7mの巨大黒板に丸4日作業部屋にこもって作品を制作しました。
『のび太の新魔界大冒険』で特徴的な背景の美しさを描きたかったといい、「“背景”が映画として美しい要素になっている、ということを私の作品を通して伝えたい」とコメントしています。奥行きを感じさせる繊細な描画は必見です。

[THE ドラえもん展TOKYO2017]開催概要
会期:2017年11月1日(水)〜2018年1月8日(月・祝)会期中無休
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
監修:山下裕二(美術史家、明治学院大学教授)
参加アーティスト:会田 誠、梅 佳代、クワクボリョウタ、小谷元彦、後藤映則、鴻池朋子、近藤智美、坂本友由、佐藤雅晴、シシ ヤマザキ、篠原 愛、しりあがり寿、中里勇太、中塚翠涛、奈良美智、西尾康之、蜷川実花、福田美蘭、増田セバスチャン、町田久美、Mr.、村上 隆、森村泰昌+コイケジュンコ、山口 晃、山口英紀+伊藤 航、山本竜基、れなれな、渡邊 希(敬称略、50音順)
詳しくは公式HPを御覧ください

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