「大好きで何度も読み返していました。」

星野源さんがパーソナリティを担当されている、火曜深夜のラジオ番組「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)に、突然藤子プロのチーフプロデューサーさんが現れたので、聴いていてびっくりしました。(2018年1月16日の放送)

その日は『映画ドラえもん のび太の宝島』の主題歌『ドラえもん』のフルコーラスを初披露する日だったんですね。ぼくのファンだけじゃなく『ドラえもん』が好きな方も聴いてくれていたらいいなと思いながら放送していたら、チーフプロデューサーさんがスタジオに来てくれたんです。


ほんとうに、アポなしだったんですか。

そうなんです。まったくのサプライズ。深夜の番組なのに、主題歌初披露のお祝いに、わざわざ駆けつけてくれたことが、なによりうれしかったですね。しかもドラえもんグッズをたくさん抱えて(笑)。

SNSの写真も拝見しました。

そのときプレゼントしてもらったドラえもんたちに囲まれた写真ですよね。放送後に、わいわい言いながらドラえもんとの撮影もたのしかったなぁ。

『ドラえもん』が大好きだという星野さんですが、『ドラえもん』との最初の出会いを覚えていますか?

どの作品が最初かというのは覚えていなくて、物心ついたときには、コミックスを読んでいて、もうぼくのそばには『ドラえもん』がいた。気がついたら好きになっていました。週末になるとレンタルビデオ屋さんにビデオを借りに行くのが楽しみだったのですが、その時には必ず『映画ドラえもん』を借りていました。

お父さんやお母さんに連れて行ってもらっていたんですか。

そうですね。いつもアニメコーナーに、すっ飛んで行って、今日はどの『ドラえもん』を観ようかなとビデオの棚を物色している子どもでした(笑)。

原作のまんがも読まれていたんですか?

はい。『映画ドラえもん』は、原作のまんが(大長編ドラえもん)でも読んでいて、一番心に残っているのは『のび太の海底鬼岩城』なんです。

“少年”星野源さんのこころをつかんだのは、どんなところだったんですか。

まず、ポセイドンが怖くて、怖くて。いい意味で、いまでもトラウマになっています(笑)。

(大長編ドラえもん4 『のび太の海底鬼岩城』 P194)

たしかに、夢に出てきてうなされそうな姿でした。

ジャイアンとスネ夫が窒息しそうになる場面の、ものすごい緊迫感。ドキドキしながら読んだ記憶があります。それから、バギーというキャラクターも魅力的でした。バギーは機械なんですが、人間より人間らしいんですよね(笑)。つい感情移入しちゃう。

(大長編ドラえもん4 『のび太の海底鬼岩城』 P7:上段2コマ/P201:下段)

あとプランクトンで作る食事、カツ丼なんかが出てくるでしょう。ほんとうにうまそうだったなぁ(笑)。

(大長編ドラえもん4 『のび太の海底鬼岩城』 P41)

読まれたのは、小学生のころですよね。つい昨日の事のようにはなされますね。

こうやってはなしていると、どんどんいろんなシーンが蘇ってくるみたいです。

大長編以外のてんとう虫コミックスも読まれていたんでしょう。

ランダムに持っていて、大好きで何度も読み返していました。歯医者さんとかに行くと、待合室においてあったでしょう。待ち時間には必ず『ドラえもん』を読んでいました。


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